株式投資

株の勉強はどうすれば良い?初心者向けのゼロからの勉強方法6つを紹介!

「株を始めたいけど何からすればいいのかわからない」
「どうすれば株を買えるの?」
「よくわからない言葉が多すぎる…」

これから株を始めたいと思っていても、何も知らないままでは株を買うことすらできません。

まずは事前に株について勉強して、買い方から利益の出し方まである程度把握しておく必要があります。

しかし株について学ぶべき内容はとても幅広いため、何から手をつけていいかわからなくなる人も多いです。

そこで今回は、株を始めたての人向けに、勉強すべき内容や勉強方法を解説していきます。

まず自分の株への理解度を知る

最初に、現時点で自分自身がどれだけ株について知っているかを把握しておく必要があります。

  • まったくの初心者
  • ある程度の知識や用語は知っている
  • 実際に株式投資の経験がある

それだけで勉強するべき範囲も変わっていくので、まずは段階別で求められる理解度を理解しておきましょう。

まったくの初心者

株について全く分からない人の場合は、まずは下記の基本的な分野の情報から仕入れましょう。

  • 株にまつわる用語の意味
  • 株取引の仕組み

耳馴染みのない言葉も多いと思いますが、その意味がわかるようになると普段目にするニュースの内容がより深く理解できるようにもなります。

まずはインターネットで投資初心者向けのWebサイトを閲覧したり、書店で投資の用語集を買うなどして理解を深めていきましょう。

ある程度の知識や用語は知っている

株取引の流れや利益が出る仕組みは知っているという方は、投資方法の種類や実際の取引の流れ、更には証券会社の選び方や各社の違いといった情報に触れるようにしましょう。

より実践的な情報も知っていけるとベターなので、株式投資関連のトレンドについて情報収集する方法も学んでいきたいところです。

実際に株式投資の経験がある

既に株式投資を行っている人でも、日々勉強するべき内容はあります。

先述した株にまつわるトレンドも利益を上げるためには触れておきたい内容ですし、更に財務諸表の見方や高度なチャート分析の方法などについても理解しておきたいところです。

この段階まで到達すれば、勉強に加えて実践も行うことで実際に投資する感覚も備わっていくでしょう。

初心者が株について勉強するべき内容8つ

株初心者はこの8つを勉強しよう!

自分の理解度について把握できたら、その次は具体的にどんな内容について触れていけばいいのかが気になるところです。

初心者が把握すべき内容としては、主に以下が挙げられます。

どれも株や投資について理解する上で重要なものとなりますので、それぞれどういった内容なのか一つずつチェックしていきましょう。

株で利益が出る仕組み

株はこうして利益を出す!

まず、なぜ株を買うことで利益が出るのかについて理解する必要があります。

株を作っているのは株式会社です。
株式会社は、投資家に株を買ってもらうことで事業を行うための資金を得ています。

この投資家が株を買う行為が「投資」であり、この時点で株を購入した投資家はその会社にとっての「株主」です。

株主は、投資した株式会社が利益を出した際にその一部を得る権利を持ちますが、その株を売買することでも利益を出せます。

株の価値「株価」は株式会社の業績によって上下し、業績の良い会社ほど株価が高くなる仕組みです。

その株を買った時よりも、株式会社が良い業績を出して株価が上がったら売却しましょう。
買った時と売った時の株価の差が大きいほど売却時の利益は大きくなり、それが投資家の収益になります。

これが、一般的にイメージされる「株式投資」のシステムです。

株式投資のメリット・デメリット

株式投資のメリットとデメリットについて、それぞれ解説していきます。

メリット

株式投資では先述した株の売却だけでなく、持つだけで配当金や株主優待といった利益も得ることが可能です。

株の値上がりによる利益(キャピタルゲイン)を狙うのは大きな利益を一気に得られるチャンスがあります。
ですが、配当金や株主優待で少しずつでも堅実な利益を狙っていくのも、株式投資の楽しみの一つです。

デメリット

株式投資は大きな利益を狙える反面、損失を被るリスクもあります。

株式投資は、預貯金とは違って元本保証(使ったお金が全額戻る保証)がされていません

預貯金は銀行に預けたお金を必ず全額引き出せますが、株式投資はそうではないという意味になります。

つまり買った時よりも株価が下がれば、その時点で損失が生まれるということです。

このリスクを回避するためにも、株を購入した会社の最新情報を仕入れたり、損失のボーダーラインを事前に決めておくことが重要になります。

配当金や株主優待

配当金・株主優待の仕組み

配当金や株主優待は、株を持つだけで得られる利益です。

配当金とは、株式会社が上げた利益の中から株主に還元されるお金になります。
これは持っている株の数に応じてもらえる割合が増えるため、配当金を増やしたいならより多くの株を購入しましょう。

株主優待とは、株式会社が株主に送る自社サービスの割引券や商品といったものです。
この内容は持っている株数に応じて変わるため、より多くの株を持つ方が良い優待をもらえる仕組みとなっています。

この配当や株主優待狙いで株を買う人も多いです。

株価チャートの見方

株価チャートの見方

1日や1週間、1カ月や1年といった期間ごとの株価の動きを表したグラフが株価チャートです。

現状の株価をただ確認しただけでは、この株価が上がっているのか下がっているのかの区別がつきません。

ですが、その動きをグラフにすることでどんな変化を経て現在の株価になったのか理解できるようになります。

しかし、あくまで株価チャートを見て読み取れるのは過去の値動きのみです。
今後の予想を立てるのはまた別のテクニックが必要になりますので、初心者のうちはチャートの見方から身につけましょう。

株式市場や注文方法

株のやり取りが実際に行われる株式市場について知ることも大切です。

よく耳にする「東証一部上場」という言葉はどういった意味なのか、何も知識がないと知る手がかりすら見つけられません。

「東証」「一部」「上場」それぞれの言葉の意味を理解することは、株取引を始めるための大切な第一歩です。

また、株の注文方法にも「指値(さしね)注文」と「成行(なりゆき)注文」の2つがあります。

指値注文は払う金額を指定する買い方、成行注文はその時一番安い値段で買う買い方です。

注文方法の違いを理解しておかないと損失に繋がる可能性もありますので、しっかり知識を身につけておきましょう。

市場の分析方法

市場の分析方法

株の相場を分析する方法には「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」の2つがあります。

これらの方法で分析することで、株の売買に最適なタイミングを見つけ出すことが可能です。

それぞれに利点があるので、その時々の状況に合わせた分析方法を選びましょう。

テクニカル分析

テクニカル分析とは、株価チャートからパターンなどを読み取ることで今後の株価の変動を予想する方法です。

チャートを見て分析することで、視覚的に株価の動きを理解できます。
その反面、予想外の突発的な出来事による変化には対応しにくい部分がある方法です。

どちらかといえば、デイトレードなどの短期投資で役立つ分析といえます。

ファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルズ分析は、景気の動きや政府の金融政策といった要因で株価がどう変動するのか予想する方法です。

株を買いたい会社の業績や負債の状況といった情報を得て、今後の伸び率を分析して売買の判断をします。

多くの情報から判断するので正確性は上がりますが、専門的な難しい情報に触れることで時間や労力もかかるため中長期の運用向きの方法です。

NISA・iDeCo

NISA・iDeCoのお得さを知ろう

株について触れていくと「NISA」「iDeCo」といった言葉を目にする人も多いでしょう。

それぞれの意味や違いについて紹介していきます。

NISA

NISAとは、投資による利益のうち120万円分が最大5年間非課税になる制度です。
増やしたお金に税金がかからないのはとてもありがたい制度といえます。

対象になる金額は下がるものの最大20年間非課税になる「つみたてNISA」や、未成年を対象にした「ジュニアNISA」といったバリエーションも多いです。

有効期間に限りがあるものの、投資でしっかり利益を狙っていくなら役立てたい制度といえます。

iDeCo

iDeCoは「個人型確定拠出年金」の意味で、個人で積み立てる年金のことです。

積み立てた金額分が所得控除の対象になったり、多く積み立てれば後々もらえる額も増えるなど、年金の働きだけでなく節税にも役立つ制度といえます。

しかし、預けたお金は60歳にならないと原則引き出せない上に、元手の金額が保証されないため元本割れの可能性もゼロではありません。

先々に向けた備えをしておきたい人には最適な制度です。

外国株の取扱

購入できる株は、日本企業のものだけではありません。

日本企業以上に大きな利益を上げている外国企業の株も購入できます

GAFAといった憧れのグローバル企業だけでなく、成長著しい中国企業や新興国の株なども購入可能です。

もし外国株を購入したいなら、それぞれの国の取引所や市場の動向にも目を向ける必要があります。

また、日本では全然名前が知られていないながらも成長の可能性に溢れた外国企業を見つけることができればチャンスです。
よりたくさんの情報に触れる必要はありますが、チャレンジする価値はあるジャンルだといえます。

株を勉強する方法6つ

ここまでの内容で、株について勉強すべき内容は把握できたと思います。
では実際にどんな方法でこれらの内容を勉強すればいいのかが知りたくなることでしょう。

いくつか勉強方法をお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

書籍で基礎的な考え方を学ぶ

手軽に始めやすいのは、書店に行って専門書を読んでの勉強です。

書店に置かれる専門書には入門用から実践的な内容を記したものまで幅広い種類がありますので、まずは入門用のものから読んでみましょう

専門書でなくても、経済系の雑誌で初心者用の特集が組まれている時もあります。
意外と端的にわかりやすくまとまっていることがあるので、雑誌をきっかけに書籍で勉強するという流れもいいでしょう。

新聞で経済の状況を確認

新聞の経済面でも色々な情報を手に入れられますが、より詳しい情報を得たいなら日本経済新聞などの経済新聞を読むのがおすすめです。

上場企業の業績や決済内容だけでなく為替相場の動きやその要因など、経済に関わる情報が目白押しとなっています。

近年、新聞は紙だけでなくネットで読める時代です。
経済新聞のWeb版も公開されていますので、スキマ時間で簡単にチェックできます。

会社四季報で各銘柄の業績を確認

会社四季報とは、上場企業の詳しい情報を一気にまとめた本のことです。
3カ月ごとに発行され、個別銘柄の株価や業績・財務諸表・株主情報などの情報が掲載されています。

四季報を読むことで企業の成長力を判断できますので、投資するかどうかの判断に役立つ書籍です。
近年ではWeb版が公開されているだけでなく、口座開設することで無料で四季報が読めるネット証券もありますので、より気軽に目を通せるようになりました。

先述したファンダメンタルズ分析を行うなら、必ず目を通しておきましょう。

証券会社の学習ページで勉強

証券会社のWebサイトには、初心者向けの学習ページを無料で公開しているところがあります。
こうしたページを確認すれば、書籍や新聞を買わずとも情報を得ることが可能です。

基礎的な語句の内容であったり、株の購入にどれくらいの資金が必要かといった実践的な内容も取り揃えています。
既に自分で色々学んだりした人や投資経験者には物足りないかもしれませんが、初心者のうちは目を通しておいて損はない内容だと言えるでしょう。

お金をかけずに、いつでもどこでも情報を得たいという人には最適な学習方法です。

投資家のブログでコツを掴む

投資家の中には個人でブログを開設していたり、企業と提携して情報発信している人もいます。

投資家のブログは専門的な内容の割合が多くなるものの、実際の投資を経験した生の声を聞くことが可能です。
どこで購入判断をしたか、手放すタイミングは何だったのか等、書籍や新聞では伝えきれないリアルな投資家目線の意見を知ることができます。

しかし、中には投資家自身の主張が強すぎるものや投資家が行うサイドビジネスなどに誘導するような内容もあるので、情報の精査は意識して行うようにしましょう。

セミナーや勉強会に行って学ぶ

株式投資のセミナーや勉強会に足を運んで、投資の情報を手に入れるのも1つの方法です。
投資の専門家が講師となって、参加者に投資の手法などを解説してくれます。

一番の強みとしては、専門家に対面で質問できる点です。
セミナーを通して感じた疑問をその場で解消できるため、独学よりも理解を深めやすいといえます。
また、他の参加者との交流を増やせば独自の情報網を作ることも可能です。

ですが、ブログの場合と同じように講師の主観が強すぎる内容には注意しましょう。
冷静に情報を見極める意識を忘れないでください。

まとめ:レベルに応じた勉強法で学ぼう!

今回は、株を勉強する方法や勉強すべき内容についてお伝えしました。

まず何よりも、株についての自分自身の理解度を把握しておくことが大事です。
「何がわからないのかわからない」となっては、解決方法が見つかりません。

その上で、自分の知らない内容や疑問点を解決するために自身のレベルに合った書籍や学習用ページから情報に触れてみましょう。
いきなり個人のブログを読んでセミナーに参加しても、それが必要な情報なのか見分けることができません。

そしていかなる情報に触れる際も、その正確性には注意しましょう。
不確かな情報を鵜呑みにして大損してからでは遅いです。

正確性がある程度担保されている書籍や新聞から情報収集を始めて、株への理解を深めていきましょう。

ABOUT ME
yamamoto
投資歴6年のトレーダー兼ライター。 低位株を中心にトレード中。 システムトレードで半年で資産を3倍にした経験を持つ。