株式投資

株の取引時間はいつまで?夜間取引の方法も徹底解説!

※記載されている金額はすべて税込表記です。

株を始める前だと「株っていつ買えるの?」という疑問を抱かれることでしょう。

単刀直入に言うと、原則株は取引時間の間に買うものとなっています。
ですが、方法次第では取引時間外でも購入可能です。

この記事では株の取引時間について解説しながら、取引時間外に株を購入する方法についても紹介します。

株の取引時間が気になる方は、ぜひ最後までお読みください。

関連記事:【2021年版】ネット証券比較ランキング!人気のおすすめ10社を紹介!

株の取引時間はいつ?

株には取引時間が設けられており、基本的に証券取引所が開いている時間の中では自由に株の売買が可能です。

外国株を取引する場合は、海外の証券取引所が開いている時間に合わせる必要がありますので注意しましょう。

日本の場合

国内の各証券取引所における株の取引時間は以下のようになっています。

取引所名前場後場
東京証券取引所9:00~11:3012:30~15:00
名古屋証券取引所9:00~11:3012:30~15:30
札幌証券取引所9:00~11:3012:30~15:30
福岡証券取引所9:00~11:3012:30~15:30

日本の証券取引所は、午前中の前場(ぜんば)と昼休憩をはさんで午後からの後場(ごば)に取引時間が分かれていることが特徴です。

また、東京証券取引所のみ後場が30分短いという点にも注目しておきましょう。

証券取引所は基本的に平日のみ開いており、土日祝日はお休みとなっています。

それ以外に年末年始の12月31日~1月3日までがお休みです。

アメリカの場合

外国株の取引時間については、各国との時差を考慮する必要があります。

時差がある分だけ、日本とは異なる取引時間となるということです。

一例として、アメリカの取引時間を解説していきます。

アメリカ現地時間9:30~16:00
日本時間23:30~翌6:00
サマータイム中の日本時間※22:30~翌5:00

参考:楽天証券

※サマータイムとは、日照時間が長い時期を有効活用するために標準時刻を1時間早める、欧米各国で施行されている法令です。

特徴としては、日本の取引時間と違って休憩がありません
前場や後場のように時間を分けていないため、市場が開いている間は絶えず取引が行われているということでもあります。

また、平日のみ開いている点はアメリカの取引所でも同じです。
少し違うのは、月曜日の取引は日曜日の23:30から始まり、金曜日の取引は翌土曜日の6:00まで続きます。

外国株の取引時間における、日本の市場との違いは覚えておきましょう。

取引時間以外でも株を取引する方法がある!

ここまで株の取引時間について、日本だけでなく外国の取引時間も確認していきました。

お読みになった方の中には「平日しか取引できないの?」「仕事中だから株が買えない」といった感想と抱く方も多いでしょう。

しかし、結論から申し上げますとネットでの取引が可能な証券会社なら取引時間外でも株の取引が可能です。

ここからは、取引時間以外でも株を取引する方法について解説していきます。

①ネットを通して注文を入れる

証券会社を通せば、夜間でも取引所に注文を入れることができます。

取引が成立する前なら、注文の変更やキャンセルも可能となっています。
それに売買希望価格をする指値注文も行えば、自分の望む価格での取引が可能です。

ネックとなるのは、リアルタイムで株の取引ができないという点になります。
また、指値注文だと自分の希望価格にならないと売買が成立しない点も注意が必要です。

更に意識しておきたいのは、後場が終わってからの時間外注文は翌営業日の前場寄り付きに反映されます。
各証券会社によってメンテナンス等の関係で注文を受け付けない時間があるので、そこも予め確認しておきましょう。

これらの問題をクリアし、時間外取引で主に使われるようになったのが「PTS」というシステムです。

②証券会社のPTSを利用する

PTS(Proprietary Trading System)とは「私設取引システム」の略で、その名の通り証券会社が独自に制作した取引システムです。

特徴としては、取引所を介さないことで取引所にはないメリットのある取引ができることといえます。

現在、SBIジャパンネクスト証券の「ジャパンネクストPTS」とチャイエックス・ジャパンの「チャイエックスPTS」が主に使われているPTSです。

このPTSに取り次いで取引できる証券会社は、現在「SBI証券」「楽天証券」「松井証券」の3社しかありません。

PTSの利用を含めて証券会社を決めるなら、この3社から選ぶことになります。

PTSによる取引のメリット・デメリット

では、PTS取引によるメリットやデメリットを更に深く掘り下げていきましょう。

取引時間内で取引するよりも便利な点があったりします。

メリット

①取引所よりもお得に売買できる

夜間でも取引可能な点はここまでお伝えしてきましたが、取引所よりもお得な値段で取引できることもメリットの1つです。

PTS取引では、取引所に比べて注文できる単位を細かく設定できます。
株を売買する際、価格帯ごとに価格の刻み幅である「呼値」(よびね)が設定されており、その幅に沿わないと売買ができません。

呼値の例

3,000~5,000円の刻み幅(呼値)は5円

  • 3,000円の株に対して3,005円の売り注文⇒〇
  • 3,000円の株に対して3,003円の売り注文⇒×
  • 4,000円の株に対して4,010円の買い注文⇒〇
  • 4,000円の株に対して4,013円の買い注文⇒×

3,000~5,000円の株は5円刻みの金額でなければ注文が出せない

しかしPTS取引の場合、3,000~5,000円での呼値の幅が0.5円単位となっているため、よりお得に売買が可能です。

更に、SBI証券はPTS取引の夜間取引時における手数料が無料に設定されています。
手数料もお得にしたい方はぜひ検討しましょう。

②相場の変動に対応できる

何よりも、自分の好きなタイミングで売買の注文が出せる点は大きな利点です。

株価は取引所が閉まっている間も変動しています。
ですが、取引所での取引だと時間外に起きた指標変化への対応が後手に回る点が不利です。

しかし、PTSだともし深夜に急激な相場の変動があっても素早く行動を起こせます。

例えば持っている株が夜10時に値下がりの動きを見せても、すぐその場で売り注文を出しておけば損切りもしやすいです。
更に、決算などの重要な指標が取引時間外に発表された時にも、いち早く対応することができます。

取引時間終了後の決算発表を確認しても、すぐに行動を起こせる点はメリットといえるでしょう。

デメリット

①流動性が低い

PTS取引は、通常の取引所における取引に比べると取引への参加者が少ない傾向にあります。

夜間や朝早くから取引できる人の数も限られるため、この傾向はある程度仕方がない部分です。

その影響で、取引所よりも流通する証券の数が少なくなります
結果として、200株買いたかったのに100株しか買えない事態が起こる可能性もあるでしょう。
逆に、売りたい数量の株をさばけないことも起こり得ます。

参加者が少ないが故の、こうした流動性の少なさも考慮しておきましょう。

②指値注文でしか売買できない

通常の株の売買では成行注文や逆指値注文、執行条件付といった注文方法を使うことができます。

しかし、PTS取引で行える注文方法は売買価格を指定する「指値注文」のみです。

例えば成行注文だとその時一番最適な価格で売買してくれるので取引がすぐ成立しますが、指値注文だと指定した価格に達しないと成立しません。

そのため、市場が急変しても取引が成立しないままだと含み損が増えてしまう可能性があります。
この点も意識しておきましょう。

③対応していない銘柄もある

PTS取引では東証1部・2部、東証マザーズ、JASDAQに上場している銘柄は取引可能です。

ですが、外国株・ETFでは対応している銘柄が少ない傾向があります。
加えて、国内でも地方取引所でのみ上場している銘柄には対応していないケースが多いです。

今後PTS取引に対応する銘柄が増える可能性も高いので、このデメリットについては今後解消されていく見込みがあります。

PTSにおすすめの証券会社

ここまでの説明でPTS取引に興味を持たれた方は「どこで取引を行えばいいの?」と思われることでしょう。

先述の通り、現在PTS取引に対応している証券会社は以下の3社だけです。

  • SBI証券
  • 楽天証券
  • 松井証券

この3社を比較していきますので、どこを選ぶのが最適かご検討ください。

SBI証券

SBI証券

出典:SBI証券

取引手数料
(PTS取引時)
【デイタイムセッション】

~5万円:51円
~10万円:94円
~20万円:110円
~50万円:261円
~100万円:508円
~150万円:608円
~3,000万円:963円
3,000万円~:1,016円

【ナイトタイムセッション】

0円
(インターネットコースのインターネット取引のみ)

PTS取引時間・デイタイムセッション:8:20~16:00
・ナイトタイムセッション:16:30~23:59
外国株・米国株
・中国株
・韓国株
・ロシア株
・ベトナム株
・インドネシア株
・シンガポール株
・タイ株
・マレーシア株
取引ツール(PC)・HYPER SBI
・CFD(くりっく株365)取引サイト
スマホアプリ・「SBI証券 株」アプリ
・かんたん積立 アプリ
・HYPER FXアプリ
・HYPER 先物・オプションアプリ
・SBI証券 米国株アプリ
・取引所CFD アプリ
キャンペーン実績・POやるならNISAで!2,000名さまに期間固定Tポイント300ptが当たる
・【目指せ!株主デビュー】口座開設&クイズに答えて最大2,000円プレゼント!
・最大30万円相当の豪華カタログギフトプレゼント祭り等

SBI証券は、主要なネット証券会社中でNo.1の口座開設数を誇ります。
※SBI証券調べ:口座開設数上位5社(SBI証券、auカブコム証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券)を比較

何よりも魅力として挙げられるのは、手数料の安さです。
ナイトタイムセッションの手数料はいくら約定しても0円となっています。

デイタイムセッションでの手数料も通常の取引所よりも約5%安めで、手数料で選ぶならSBI証券が頭一つ抜けている印象です。

楽天証券

楽天証券

出典:楽天証券

取引手数料
(PTS取引時)
【超割コース・現物取引(1注文制)】

~5万円:55円
~10万円:99円
~20万円:115円
~50万円:275円
~100万円:535円
~150万円:640円
~3,000万円:1,013円
3,000万円~:1,070円

【いちにち定額コース(1日定額制)】
※現物取引と信用取引を合わせた1日の合計取引金額で取引手数料を決定

~100万円:0円
~200万円:2,200円
~300万円:3,300円

※以降、100万円増加ごとに1,100円加算

PTS取引時間・ジャパンネクストPTS:8:20~16:00、17:00~23:59
・チャイエックスPTS:8:20~16:00
外国株・米国株
・中国株
・ASEAN(シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア)株
取引ツール(PC)・MARKET SPEED Ⅱ
・MARKET SPEED
・MARKET SPEED for Mac
・MARKET SPEED Ⅱ RSS
・MARKET SPEED FX
・楽天MT4
スマホアプリ・iSPEED
・iSPEED for iPad
・iSPEED FX
・iSPEED 先物OP
キャンペーン実績・【国内株式】最大2,000ポイントが当たる!現物取引ボーナスキャンペーン
・楽天銀行口座開設+自動入出金設定で1,000円プレゼント
・マーケットスピード II RSSリリース記念!RSS利用でもれなく200ポイントプレゼント!等

楽天証券は、2020年度の新規口座開設数がNo.1のネット証券会社です。
※楽天証券調べ:口座開設数上位5社(SBI証券、auカブコム証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券)を比較

PTS取引の特徴としては、何といっても2つのPTSシステムが使用可能な点にあります。

2つのシステムを使い分けることで、自分に合った銘柄を選択することが可能です。
また、取引量も増やせるので希望の価格での売買が成立しやすくなります。

そして、楽天系サービスの持ち味でもある楽天ポイントも利用可能です。
既に楽天経済圏でのポイ活を行っている人なら、ポイントを貯めたり使ったりしながら投資できるのはメリットが大きいといえます。

手数料については通常の取引所で利用するコースに準拠する形式なので、この点は忘れないようにしましょう。
ですが、PTS取引を行っても追加の手数料などは発生しません。

松井証券

松井証券

出典:松井証券

取引手数料
(PTS取引時)
~50万円:0円
~100万円:1,100円
~200万円:2,200円※以降、100万円増えるごとに1,100円加算

1億円~:110,000円※上限
PTS取引時間・デイタイムセッション:8:20~15:30
・ナイトタイムセッション:17:30~23:59
外国株×
取引ツール(PC)・ネットストック・ハイスピード
・株価ボード
・QUICK情報
・QUICKリサーチネット
・テーマ投資ガイド
・チャートフォリオ
・ネットストックトレーダー
・ネットストックトレーダー・プレミアム
・フル板情報(BRISK for 松井証券)
・アクティビスト追跡ツール
・松井FP~将来シミュレーター~
スマホアプリ・株アプリ
・株touch
・投信アプリ
キャンペーン実績

・ご家族ご友人紹介プログラム

松井証券のPTS取引は、ジャパンネクストPTSを使用して行われる仕組みです。

手数料については、通常の現物取引時と変わりません
1日50万円までの取引分は無料で、それ以上の金額でも100万円ごとに1,100円加算というシンプルな仕組みです。

また、老舗のノウハウをつぎ込んだ取引ツールやアプリも多数公開しており、スムーズな取引が実現可能です。
しかし外国株の取扱はありませんので、その点は把握しておきましょう。

まとめ:夜間はPTS取引を活用しよう!

今回は、株を取引時間外で取引する方法についてお伝えしました。

PTS取引を利用すれば、取引所が開いていない夜間でも株の取引が可能です。

このPTS取引に対応している証券会社はわずか3社しかありませんので、PTS取引を検討するなら少ない選択肢の中から選ぶ必要があります。

その中から手数料などを照らし合わせて、最適な証券会社を選びましょう。

これまで時間の都合で株式投資に参加できなかった人も、PTS取引を通して株式投資を始めてみるのもおすすめです。

自分のライフスタイルに合わせた投資方法を検討してください。