株式投資

株主優待でおすすめの銘柄10選を紹介!優待の受け方も解説!

株式投資をしていると、株主優待をもらえる機会があります。

中にはこの株主優待を目当てに、株を手に入れる人もいるほどです。

そんな株主優待の魅力とは一体何なのでしょうか。

株主優待による特典の種類や、株主優待目的でおすすめの企業10社を紹介していきます。

お得な株取引に興味がある人は、ぜひ参考にしてください。

株主優待とは何?

そもそも、株主優待とはどういった内容や目的で送られるものなのでしょうか。

こうした部分について理解することで、株主優待についてより深く知ることができるでしょう。

株式会社が株主に自社製品やサービスを送ること

株主優待とは、多くの自社株を保有する株主に向けて株式会社が送るプレゼントのようなものです。

その内容は各社によって様々で、物を送る企業もあれば割引券を送る会社もあります。

この株主優待は基本的に自社のサービスなので、企業としては単純に配当金を渡すよりも低いコストで株主に配当を還元できるというメリットがあります。
もちろん株主としても、無料もしくは通常より安い金額で持ち株企業の商品やサービスを受け取れる点がメリットです。

つまり、株主優待は株主だけでなく企業にもメリットがある制度といえます。

100株持っていれば受け取れるものがほとんど

「株主優待は株を持っていれば受け取れる」と認識している人は多いと思いますが、たった1株だけ持っていれば受け取れるものではありません。

大半の企業が、株主優待の提供は100株以上所有している株主向けです。
100株を基準に、より多くの株数を持っていると優待の内容も豪華になっていく仕組みになっています。

しかし、100株も購入する場合はある程度まとまったお金が必要です。
少額で株主優待を受けたいという方は、単元未満株でも株主優待を送っている企業の株を買いましょう。

単元未満株とは1~99株以下の株数で買える株のことです。
この単元未満株を購入するだけでも株主優待を送る企業もあるため、企業によっては1,000円ほどの出費だけで株主優待がもらえます。

「株主優待をもらいたいけどお金はあまりかけたくない」という方は、単元未満株の購入も検討しましょう。

株主優待で何がもらえる?

「株主優待はプレゼントがもらえる制度」という認識をしている方も多いと思いますが、具体的に何がもらえるのかも知っておく必要があります。

株主優待でもらえるものを紹介しますので、株主優待をもらう前に把握しましょう。

自社商品の詰め合わせ

株主優待で一番ポピュラーな内容といえるのが、自社商品のプレゼントです。

その企業を代表する商品達を詰め合わせたものが送られます。
企業側としても、自社商品を送るため少ないコストで株主への還元を行える仕組みです。

普段使いに困らない食品や日用品なら、無駄になることはないでしょう。
株主優待の中でも、使いやすい部類といえます。

食事券

飲食業を行う企業の株主優待には、自社店舗での食事券が配布されたりします。

内容としては家族で使えるもののため、外食をよく利用する方にはおすすめです。
普段から利用するお店の食事券であれば、お得度はより大きくなるでしょう。

ただし利用期限が設定されている場合が多いため、期限切れには注意が必要です。

株主優待券

株主優待券は、店舗の利用料金の割引が主な内容となっています。

お買い物の料金の値下げであったり、サービスの利用料金の割引といったものが主流です。
こちらも普段から利用する頻度が高い店舗のものであれば、満足度が上がるでしょう。

しかし、株主優待券にも期限はあるので気を付けて使うことが重要です。

株主優待のもらい方は?

では、具体的に株主優待をもらう流れはどのようになっているのでしょうか。

株主優待をもらうまでに必要な手順を紹介していきますので、参考にしてください。

株取引用の口座を作る

まずは株を購入するための口座を開設しましょう。
株取引用の口座は証券会社で開設することができます。

数多くの証券会社がある中で、選ぶポイントとしては手数料と取扱商品の2つです。

手数料は株の売買回数が多くなればおのずと増えていきますが、株主優待目当ての購入であればそこまで売買回数も増えないので気にしなくてもいいでしょう。

取扱商品については、国内企業の株主優待を狙うなら特に気にする必要はありません。
しかし、今後本格的に投資を行う際に外国株やIPOの取扱が気になるかもしれませんので、事前にこれから投資を行うかどうかの意思は確認した方がいいでしょう。

株を買って株主になる

無事に口座が開設できたら、お目当ての企業の株を買いましょう

しかし、多くの企業が株主優待の権利が得られる最低持ち株数や最低投資金額を設定している場合がほとんどです。
これは企業によって異なり、中には100万円分以上もの株を保有していないと株主優待を送らない企業もあります。

こちらの内容は、株購入前にしっかり確認しておくのが吉です。

株主優待の権利確定日まで株を保有する

株主優待をもらうには、権利確定日まで株を保有する必要があります。
正しくは権利確定日の数日前にある「権利付き最終売買日」に株を保有している必要があるため、確定日当日に慌てて株を購入しても間に合わないので覚えておきましょう。

「権利付き最終売買日」の翌日が「権利落ち日」と言われ、この日以降は株を売っても優待をもらう権利は残ります。
権利発生のタイミングを考えて、出来るだけ早めに株を入手しておきましょう。

一番株購入に良いタイミングは、権利確定日の2,3カ月前です。
最終売買日が近付くと優待狙いでの購入が増え、株価が上がって購入しなければなりません。

お得かつ確実に株を買えるタイミングは逃さないことが重要です。

株主優待が届く

株主優待の権利が確定すれば、後は優待が届くのを待つだけです。
手元に株主優待が届くのは、確定からおよそ2,3カ月後になります。

また、最近は株主優待が電子化されているケースもありますので、各社の対応は事前に確認しておきましょう。
うっかり見落としてしまうのはもったいないです。

株主優待の注意点

上手く利用すればお得な特典が手に入れられる株主優待ですが、時には損に繋がる場合もあります。

株主優待で損しないための注意点をいくつか紹介していきますので、参考にしてください。

株主優待に執着しすぎない

株主優待はお得な特典なので、ついつい欲張ってあれもこれも狙ってしまいがちになります。
割引商品を見つけて思わず買ってしまう心理に近いものがあるでしょう。

しかし、お得さにつられて手にした優待の使いどころがなく、結果として有効期限が過ぎてしまう場合も十分に考えられます。

株は安い買い物ではないですがそれでもこうなってしまう方はいますので、本当に必要な優待内容かどうかはしっかり検討しましょう。

株主優待で損する場合もある

株主優待を狙って株を買っても、その後に権利確定に伴う売却が重なることで結果的に損をする場合もあります。

例えば、株主優待の権利を獲得して1,000円分の食事券を獲得したとしましょう。

しかし権利確定後の売りが殺到した結果、持っていた株の価格が購入時から2,000円下がった場合、トータルで考えると1,000円損したことになります。

結果、株主優待を手にしても相殺できない1,000円の損失が残るということです。

こうしたことは珍しくないため、自分の身にも十分起こり得るケースと考えて対策しておきましょう。
相場が落ち着いて再び価格が上がってから売るか、そもそも安い時期に購入するといったことが必要です。

多く株を買うほどお得になるわけではない

株主優待の中には、多くの株を持った分だけ優待の内容が豪華になることがあります。

しかしそれには限度があり、一定数以上はどれだけ株を買っても優待の内容は頭打ちになることは覚えておきましょう。

例えば、以下の条件があったとします。

  • 100株以上の保有:2,000円の食事券
  • 300株以上の保有:4,000円の食事券

この場合、400株買っても1,000株買っても4,000円分の食事券しかもらえません。

優待を多く狙うのであれば、配偶者がいる場合はその名義で100株購入すれば自分のものと合わせて200株で4,000円分の食事券を獲得できます。

多くの優待を狙うのであれば、家族など協力できる人とともに購入することで多くの優待を手にすることが可能です。

おすすめ株主優待10選

株主優待を配布する企業はかなりの数になるため、その中から自分の求めるものを探すのはなかなか難しいです。

好きな製品を出しているお気に入りの企業があればそこの株主優待を狙えばいいですが、そうでなくお得さ目当てだと決め手がわからない人も多いでしょう。

そこで、厳選したおすすめの株主優待10選を紹介します。

株主優待の優待の内容もさることながら、きっと名前を聞いたことのある有名企業ばかりなので馴染み深いはずです。

吉野家ホールディングス

優待内容飲食券300円分

100株以上:10枚
1,000株以上:20枚
2,000株以上:40枚

権利確定日2月末・8月末

吉野家ホールディングスは、その名の通り牛丼チェーンの「吉野家」を経営する企業です。

株主優待で配布される飲食券は、1枚300円分という使い勝手の良さで人気を集めています。
また、「吉野家」だけでなくうどんチェーンの「はなまるうどん」や寿司チェーンの「京樽」でも使用可能です。

店舗数の多いチェーン店の優待券は全国各地で使えるため、地域を問わずおすすめできます。

日本マクドナルド

優待内容優待食事券
(1冊にバーガー類、サイドメニュー、飲料の3種類の無料引換券が1枚になったシート6枚)100株以上:1冊
300株以上:3冊
500株以上:5冊
権利確定日6月末・12月末

日本でハンバーガーを食べるとなったら真っ先に思い浮かぶのが「マクドナルド」という方も多いでしょう。

今や日本各地にある「マクドナルド」の優待券も、株主優待で手に入れることができます。

ハンバーガー類とサイドメニューに加えて飲み物と引き換えできる券が6枚入っているため、すなわち6回分の食事が無料になるのと同じです。

家族や友人との食事でも利用できますので、日頃「マクドナルド」をよく利用する人には見逃せない優待といえます。

イオン

優待内容優待カード
(半期100万円を限度とする買物金額に対し、保有株数に応じた割合で返金)100株以上:3%
500株以上:4%
1,000株以上:5%
3,000株以上:7%自社ギフトカード
(2月のみ、3年以上継続保有した株主にのみ贈呈)1,000株以上:2,000円相当
2,000株以上:4,000円相当
3,000株以上:6,000円相当
5,000株以上:10,000円相当
権利確定日2月末・8月末

イオンは全国各地に大きなショッピングモールを出展したり、スーパーマーケットの「マックスバリュー」や「ダイエー」などもグループ傘下としています。

優待カードは保有する株数に応じて、お買い物時のキャッシュバック額が増える仕様です。
日頃イオン系列のお店を利用する人にとっては、普段のお買い物が更にお得になります。

更に年2回の優待配布の内、2月分は長期保有する人向けにギフトカードが送られるのも魅力です。
長く自社株を持ってくれた人へのお礼が充実している点も、注目ポイントといえます。

ゼンショーホールディングス

優待内容優待券500円分
(一部除くゼンショーグループ各店舗で利用可能、300株以上の株主は最新の未使用優待券を期限内に返送すれば、3,000円分1冊につき「すき家牛丼の具」・「なか卯親子丼の具」・「トロナピッツァ」等と交換可)100株以上:2枚
300株以上:6枚
500株以上:12枚
1,000株以上:24枚
5,000株以上:60枚
権利確定日3月末・9月末

ゼンショーホールディングスは「すき家」「ココス」「はま寿司」といった多くの有名飲食チェーンを展開する企業です。

優待内容は食事券500円分で、これは系列店のすべてで使用できます。
系列店は他にも「なか卯」「ビッグボーイ」「牛庵」「ジョリーパスタ」などがあり、和洋問わず豊富なラインナップです。

食べたいものはその日の気分で変わりますが、色んな需要に対応できる株主優待といえます。

更に、使い切れなかった優待券を返送すれば自社商品との交換が可能です。
優待券の期限切れ問題にも対処する、株主目線の制度が充実しているのも魅力といえます。

ヤマダホールディングス

優待内容優待割引券500円分
(3月分、税込合計1,000円以上の現金による買物につき1枚利用可、特別提供品は対象外、他の値引き券との併用不可)100株以上:1枚
500株以上:4枚
1,000株以上:10枚
10,000株以上:50枚優待割引券500円分
(9月分、税込合計1,000円以上の現金による買物につき1枚利用可、特別提供品は対象外、他の値引き券との併用不可)100株以上:2枚
500株以上:6枚
1,000株以上:10枚
10,000株以上:50枚
権利確定日3月末・9月末

ヤマダホールディングスは大手家電量販店の「ヤマダ電機」を経営する企業です。

株主優待の内容は割引券ですが、年2回の配布で最低でも1,500円分の割引券がもらえます。
ヤマダ電機は全都道府県に店舗があるため、地域を問わず利用可能です。

家電を買う際には、ぜひとも利用したい株主優待といえるでしょう。

ビックカメラ

優待内容買物優待券1,000円分
(2月分)100株以上:2枚
500株以上:3枚
1,000株以上:5枚
10,000株以上:25枚買物優待券1,000円分
(8月分、1年以上2年未満継続保有(株主名簿に連続3回以上5回未満記載)の株主には1枚、2年以上継続保有(連続5回以上記載)は2枚追加)100株以上:1枚
500株以上:2枚
1,000株以上:5枚
10,000株以上:25枚
権利確定日2月末・8月末

ビックカメラは全国的に有名な家電量販店ですが、同業他社であったソフマップやコジマもその傘下に組み込んでいます。

優待内容は年2回の買物優待券配布ですが、100株あれば年間で3,000円分の優待券がもらえるためお得度はかなり高いです。
更に長期保有で最高2枚追加されるため、100株持つだけで5,000円分の優待を得ることもできます。

利用できるのはビックカメラグループのお店に限られますが、単純な割引額だとトップクラスといえるでしょう。

オリックス

優待内容自社取引先取扱商品等カタログギフト
(年1回配布、3年以上継続保有の場合、カタログの内容は異なる)100株以上:1冊割引カード
(年1回配布)100株以上:1枚
権利確定日3月末・9月末

オリックスは金融サービスやレンタカー事業など、多岐に渡る事業を展開する企業です。

年1回配布されるカタログギフトと割引カードが優待内容になります。
カタログギフトは3年以上株を保有するとより高級な商品が送られるため、長期保有する人に嬉しい内容です。

割引カードはオリックスグループのサービスが割引になります。
株主優待にギフトやレジャー施設の割引を求める方には最適な優待でしょう。

すかいらーくホールディングス

優待内容飲食代割引カード

100株以上:2,000円相当
300株以上:5,000円相当
500株以上:8,000円相当
1,000株以上:17,000円相当

権利確定日6月末・12月末

すかいらーくは「ガスト」や「バーミヤン」などのファミリーレストランを中心に展開する飲食業の企業です。

飲食代の割引カードを年2回配布しており、100株持てば年間4,000円分が割引できます。
ファミリーレストランを経営することもあり、家族での利用を見越した優待内容といえるでしょう。

すかいらーくグループのお店が近くにある方には要注目の優待です。

日本たばこ産業

優待内容自社および自社グループ会社商品(食品等)
(優待品に代えて社会貢献活動(災害復興支援)への寄付選択可、100株以上を1年以上継続保有した株主のみに贈呈)100株以上:2,500円相当
200株以上:4,500円相当
1,000株以上:7,000円相当
2,000株以上:13,500円相当
権利確定日12月末

日本におけるたばこの販売においては欠かせないのが「JT」とも呼ばれる日本たばこ産業です。

優待を受けるには100株以上を1年保有することが条件ですが、もらえる製品はカップ麺やパックのお米といった保存の利く製品となっています。
また、優待品をもらう代わりに災害復興のための寄付を行うこともできるため、社会貢献を考える人は検討しましょう。

世間的にたばこには逆風が吹いていますが、たばこ産業を応援したい人は株の購入も一つの方法といえます。

日清食品ホールディングス

優待内容自社グループ会社製品詰合せ(即席麺・菓子等)
(3年以上継続保有(3月・9月の株主名簿に同一株主番号で連続7回以上記載)の場合、300株以上1,000株未満の株主には4,500円相当、1,000株以上3,000株未満は5,500円相当)100株以上:3,000円相当(3月のみ)
300株以上:3,500円相当
1,000株以上:4,500円相当
3,000株以上:5,500円相当自社キャラクターグッズ(非売品、3月のみ)100株以上

1,500円相当の自社キャラクターグッズ(非売品)

300株以上

権利確定日3月末・9月末

カップ麺を生み出した日清食品は、自社製品のプレゼントが主な優待内容となっています。

300株未満だと年1回しか優待がありませんが、300株以上を3年以上保有すると優待が1,000円分増える仕組みです。
3年経てば1,000株で最高額分の優待がもらえるので、株の保有リスクが減らせます。

更に、日清食品の非売品キャラクターグッズももらえます。
日清食品のキャラクターが好きな人には嬉しい優待といえるでしょう。

まとめ

今回は、株主優待の仕組みや受け取り方、おすすめの優待を紹介しました。

株主優待によってお得な生活を実現することも可能なので、株で投資する際には株主優待も視野に入れてみるといいでしょう。

記事内で紹介した株主優待の内容はほんの一部なので、もっと探せば自分に最適な優待を見つけられるかもしれません。

今回の内容が、株主優待について考えるきっかけになれば幸いです。

ABOUT ME
yamamoto
投資歴6年のトレーダー兼ライター。 低位株を中心にトレード中。 システムトレードで半年で資産を3倍にした経験を持つ。