クレジットカード

金属製クレジットカードとは?メリット・デメリットや代表的なカードをご紹介

おすすめの金属製クレジットカード

クレジットカードの多くはプラスチック製ですが、なかにはチタンやメタルなどからできている金属製クレジットカードが存在します。

クレジットカードというと、現金が手元になくても支払える、後払いや分割払いができるというメリットが目立ちますが、一方で持ち主のステータス性を表現できるという側面もあります。

金属製クレジットカードもその1つで、醸し出される高級感により、持ち主だけではなく周囲の人々にも特別な感情を与えられるでしょう。

当記事ではそんな金属製クレジットカードについて、概要やメリット、実際に発行されている5券種を詳しく解説します。

そもそも金属製クレジットカードとは?

金属製クレジットカードとは、その名のとおり金属でできているクレジットカードのことです。

プラスチックからできている一般的なクレジットカードよりも上質で重量感もあり、角度を変えることでツヤや光沢感が見られます。

持っているだけで特別感を味わえるのが、金属製クレジットカードです。

金属製クレジットカードのメリット

ここでは、金属製クレジットカードのメリットを解説します。

一般的なプラスチック製のクレジットカードしか持ったことがない方は、ぜひ参考にしてください。

ステータス性が高い

金属製クレジットカードは、クレジットカードのなかでもゴールドカードやプラチナカード、またそれ以上のブラックカードなどとして発行されています。

しかも、ゴールドカード以上のクレジットカードすべてが金属製というわけではなく、大半はプラスチック製なので、金属製クレジットカードを持っているだけで強いインパクトを与えられます。

また、年会費が無料だったり数千円程度だったりの一般カードは金属ではなくプラスチックで製造されているため、審査基準がより厳しく年会費が数万円~数十万円かかる金属製クレジットカードを持っているだけでもステータス性が高いことの表れとなります。

クレジットカードそのものの高級感はもちろん、付帯している特典やサービスも非常に豪華なので、ステータスが高いクレジットカードを持ちたい方にはメリットの大きい1枚です。

金属製クレジットカードのデメリット

金属製クレジットカードのデメリットを解説します。

一般的なプラスチック製のクレジットカードとは異なることにより不便な点がいくつかあるので、金属製クレジットカードの利用を検討している方は理解しておきましょう。

処分に手間がかかる

金属製クレジットカードは、一般的なプラスチック製のクレジットカードのようにハサミで切って処分できません。

提案される処分方法はカード会社によって異なりますが、以下のような方法で処分が進むのが一般的です。

  • カード会社に返送する
  • 自分でICチップに傷を入れる

ハサミで切って処分するよりも手間がかかるので、面倒と感じる方には不向きかもしれません。

カード会社に返送する場合は、返送したあと溶解処理が行われます。

また、自分でICチップに傷を入れる方法をとれば、第三者に利用されるリスクをなくしつつ、コレクションとして保管しておくことが可能です。

支払いできない端末がある

金属という一般的なクレジットカードとは異なった材質であることを受け、店舗に設置してあるクレジットカードの決済端末が、金属製クレジットカードを認識しないというケースがあります。

年々金属製クレジットカードの発行は増えてきているため、多くの決済端末が金属製クレジットカードに対応できるようになっていますが、店舗や駐車場、ガソリンスタンドのなかいには旧式の決済端末が設置されていることで、金属製クレジットカードが使用できないこともあるかもしれません。

決済のシーンで「クレジットカードが認識されない…」と焦ってしまうリスクが少なからずあるので、一般的なプラスチック製のクレジットカードもサブとして持っておくと安心です。

金属製クレジットカード5選

実際に発行されている金属製クレジットカードを5種類紹介します。

金属製クレジットカードを持ってみたいという方は、カード選びの参考にしてください。

ラグジュアリーカード チタン

国際ブランドMastercard
年会費初年度55,000円
2年目〜55,000円
還元率常時1.0%
最大2.2%

ラグジュアリーカード チタンは、年会費55,000円です。

カードの表面は金属感を表現するユニークなブラッシュド加工のデザインになっていて、ロゴと会員の名前は職人の手で1枚ずつ削り出される手の込んだ仕様となっています。

57もの特許技術を駆使して創り上げられたカードには最新の小型ICチップが搭載されていて、セキュリティ対策も万全に施されています。

また、家族カードなどの追加カードもすべて同じ造りで発行されます。

ラグジュアリーカードは、国際ブランドであるMastercardが付与された最上位クラスのクレジットカードとされていて、そのうちの1枚であるラグジュアリーカード チタンは、エントリークラスのもっとも手が届きやすいカードとして位置付けられています。

スペックについて紹介すると、キャッシュバック還元率は1%と高還元です。

賞品に交換することで、最大2.2%もの還元率を発揮することも可能です。

24時間365日対応のコンシェルジュサービスやあらゆるシーンでレストラン優待を受けられるラグジュアリーダイニングなど、多様なサービスが付帯しています。

最高1億2,000万円の海外旅行傷害保険(自動付帯)やプライオリティ・パスも無料で利用できるため、海外滞在が多い方でも不自由なく利用できます。

ラグジュアリーカード ブラック

国際ブランドMastercard
年会費初年度110,000円
2年目〜110,000円
還元率常時1.25%
最大2.75%

ラグジュアリーカード ブラックは、上で紹介したラグジュアリーカード チタンと同じくMastercardブランドにおける最上位クラスのクレジットカードのうちの1つです。

年会費は110,000円と、ラグジュアリーカード チタンの2倍にアップしています。

同じ金属製クレジットカードでもそれぞれ特徴があり、ラグジュアリーカード ブラックは高級感溢れるマットブラックの渋みと安定感が魅力です。

キャッシュバック還元率は1.25%、賞品交換時の最大還元率は2.75%と高く、お得度も申し分ありません。

日本を代表する予約困難な名店や厳選したレストランと指定の場所を送迎してもらえるラグジュアリーリムジン(往路のみ)や、5つ星ホテルやバーラウンジなどの極上の空間にて開催されている会員限定のテイスティングイベントであるラグジュアリーソーシャルアワーなど、ラグジュアリーカード チタンにはないサービスも多数付帯しています。

上記のようなラグジュアリーカード ブラックはにしかないサービスを利用して、年会費の差以上の価値を感じられそうという方は、ラグジュアリーカード ブラックの申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。

ラグジュアリーカード ゴールド

国際ブランドMastercard
年会費初年度220,000円
2年目〜220,000円
還元率常時1.5%
最大3.3%

ラグジュアリーカード ゴールドもMastercardブランドにおける最上位クラスのクレジットカードのうちの1つで、申し込みにはカード会社からのインビテーションが必須です。

よって、上で紹介したようなラグジュアリーカード チタン、ラグジュアリーカード ブラックなどでラグジュアリーカードなどの実績を積んでインビテーションを待つ必要があります。

年会費は220,000円と、さらに高くなっています。

金属製クレジットカードと一概にいってもその豪華さはさらにパワーアップしており、独特の重厚感と流行にとらわれないデザインが魅力です。

その大胆さと気品のある存在感によって、他とは一線を画しています。

オスカー像やNASA発注品と同じ製造会社によって手がけられた24金コーティングや、 職人の手で1枚ずつ削り出されるこだわり尽くしのカードを手にするたび、これまでにはない感動と喜びをもたらしてくれることでしょう。

キャッシュバック還元率は1.5%、賞品交換時の最大還元率は3.3%と脅威の還元率を実現しています。

ラグジュアリーカード チタン、ラグジュアリーカード ブラックには付帯していないのが、国内において、日常生活中に生じた法律上の賠償責任を最大1億円まで補償してもらえる個人賠償責任保険です。

また、ラグジュアリーリムジンで往路・復路の両方を選択することが可能であるなど、他カードよりグレードアップしている特典もあります。

24金コーティングが施された光り輝く金属製クレジットカードを持ってみたい方は、インビテーション獲得を目指しましょう。

アメリカン・エキスプレス・プラチナカード

国際ブランドAMEX
年会費初年度143,000円
2年目〜143,000円
還元率常時0.5%
最大10.0%

アメリカン・エキスプレス・プラチナカード(以下、アメックスプラチナと記載)は年会費143,000円で、アメックスが発行するプラチナランクのプロパーカードです。

スタイリッシュなメタル素材が採用されていますが、必要に応じて基本会員専用のプラスチック製のセカンド・プラチナ・カードを無料で用意してもらうこともできます。

上で見たように、金属製のクレジットカードにはいくつかデメリットもあるため、万が一のために、また使い分け用としてプラスチック製のカードが発行できるのは非常に魅力的です。

プラチナカードというだけあって、プラチナ・カード会員専用窓口「プラチナ・コンシェルジェ・デスク」が24時間365日利用でき、カードやサービスの問い合わせ、旅の準備やレストランの予約など、各種要望に対応してもらえます。

また、毎年カードを更新すると、1年に1度、国内の対象ホテルで1泊できる無料ペア宿泊券のプレゼントがもらえるという豪華特典もあります。

北海道から沖縄まで8つのホテルブランド・50を超える対象ホテルから選べて、さらに2連泊以上の予約でホテルクレジット(5,000円分)が付くホテルも多数あるので、よりお得です。

そのほか、国内外約200店舗のレストランにて、所定のコースメニューを2名以上で予約すると1名分のコース料金が無料となる2 for 1ダイニング by 招待日和、ハイブランドの対象加盟店の利用で100円=10ポイント(通常の10倍)が貯まるラグジュアリー・ショッピングなどのサービスもあり、工夫次第で年会費以上の価値を感じられる1枚です。

アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード

国際ブランドAMEX
年会費初年度385,000円
2年目〜385,000円

アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード(以下、アメックスセンチュリオンと記載)は、アメックスが発行するプロパーカードのなかで最上級ランクを誇る1枚です。

公式ホームページなどが用意されていないほか、入手方法や条件も定かではないため、謎に包まれているカードとして知られています。

年会費や入会金については明らかになっており、それぞれ385,000円、550,000円と非常に高額です。

年会費とは別に入会金がかかるクレジットカードは珍しく、アメックスセンチュリオンを持つには合計で最低でも100万円近くのコストがかかります。

チタン製のクレジットカードの発行をしていますがこれには申し込み(無料)が必要で、最初は一般的なプラスチック製のカードが送られてきます。

「NO」と言わないコンシェルジュサービスや国内航空券アッパーシートプログラム、VIPエアポートサービスなど、世界中で上質な時間を過ごせる豪華な特典がたくさん付帯しています。

「いつかアメックスセンチュリオンを持ってみたい…!」という方は、アメックスプラチナなど下位カードを手に入れて、利用実績を積むことから始めてみてはいかがでしょうか。

今後、金属製になると噂があるクレジットカード

現在はプラスチック製で発行されているクレジットカードのなかに、今後金属製になると噂があるカードがあります。

以下では、それらのカードについても解説します。

JCB ザ クラス

国際ブランドJCB
年会費初年度55,000円
2年目〜55,000円
還元率常時0.5%
最大0.85%

JCB ザ クラスは、JCBが発行するプロパーカードのなかで最上級ランクを誇る1枚で、申し込みにはJCBからのインビテーションが必須です。

とはいっても年会費は55,000円と、これまで紹介してきた金属製クレジットカードよりもお手ごろに感じられます。

JCBブランドのクレジットカードではこれまで金属製クレジットカードが発行されていないこともあり、ここ近年での金属製へのシフトチェンジが期待されています。

JCB ザ クラスでは、ザ・クラス・コンシェルジュデスクというコンシェルジュサービスを利用できます。

コンシェルジュサービス自体はプラチナカード以上の会員であれば利用できますが、ザ・クラス・コンシェルジュデスクはJCB ザ クラス会員のためだけのコンシェルジュ。

「もうひとりの秘書がいる」という感覚で、旅の手配・予約、ゴルフ場の案内、その他さまざまな相談に24時間・365日対応してもらえます。

そのほかにも、選び抜かれた上質な品のなかから年に1回好きな商品をひとつ選んで無料で利用できるザ・クラス メンバーズ・セレクションや、国内の厳選した有名レストランの所定のコースメニューを2名以上で予約すると1名分の料金が無料となるグルメ・ベネフィットなど、多岐にわたるさまざまなサービスが付帯しています。

ダイナースクラブ プレミアムカード

国際ブランドDiners Club
年会費初年度143,000円
2年目〜143,000円
還元率常時0.4%
最大1.0%

ダイナースクラブ プレミアムカードは、日本で最初に発行されたクレジットカードのダイナースクラブカードの頂点となる1枚で、申し込みにはDiners Clubからのインビテーションが必須です。

年会費は143,000円となっています。

時期や詳細は未定ですが、金属製のダイナースクラブ プレミアムカードが発行されるようになることが決まっているようです。

ダイナースクラブ プレミアムカードには、24時間・年中無休で対応のコンシェルジュサービスが付帯していることはもちろん、銀座の中心部に、プライベートカフェのような感覚で利用できる「ダイナースクラブ 銀座プレミアムラウンジ」が用意されているなど、プレミアム感溢れる優待プログラムが多数付帯しています。

またユニークなのが、ダイナースクラブ プレミアムカードには、Mastercard最上位のステータスを備えた「TRUST CLUB ワールドエリートカード」がコンパニオンカードとして付帯している点です。

しかもなんと、最上位のステータスでありながら、コンパニオンカードは年会費無料で保有できます。

コンパニオンカードのポイントや請求、ご利用代金明細などはダイナースクラブ プレミアムカードに一本化しつつも、ダイナースクラブ プレミアムカードに次ぐ2枚目として、RUST CLUB ワールドエリートカードのサービスを利用できるので、とても便利になります。

例えば、ダイナースクラブ プレミアムカードで利用できる空港ラウンジに加えて、世界1,000ヵ所を超える空港ラウンジが対象となるラウンジ・キー(LoungeKey™)のサービスが利用できるようになるほか、Diners ClubにはないMastercardブランドならではの特典が利用できるようになるなど、なんとも豪華なクレジットカードの2枚持ちが叶います。

アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード

国際ブランドAmerican Express
年会費初年度31,900円
2年目〜31,900円
還元率常時0.5%
最大10.0%

アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード(以下、アメックスゴールドと記載)は年会費31,900円で、アメックスが発行するゴールドランクのプロパーカードです。

上で見たように、ワンランク上のアメックスプラチナは金属製のものが発行されていますが、アメックスゴールドもいずれは金属製になるのではといわれています。

なぜなら、アメリカではすでに、金属製のアメックスゴールドの発行が開始されているためです。

クレジットカードを取り巻く環境は国や地域によって異なるため、アメリカで実施されたことが日本で実施されるとは限りませんが、アメックスユーザーからすると期待は高まっているでしょう。

まとめ

金属製クレジットカードは、持っているだけで特別感を味わえるリッチな1枚です。

ステータス性の高さを表現できるため、クレジットカードにステータス性を求める方はぜひ検討したいものです。

処分に手間がかかるという欠点がありますが、多くの場合カード会社がしっかりと後処理を行ってくれるので問題はないでしょう。

日本国内でも、代表的なものとして5種類の金属製クレジットカードが発行されています。

金属製というだけあって、ランクはゴールドカード以上かつ年会費も数万円~数十万円がかかるものが多く、選ばれた方だけが持てるという印象を受けます。

特に、ラグジュアリーゴールドやアメックスセンチュリオンはインビテーション必須のため、保有したい方は下位カードでの実績獲得を目指しましょう。