驚くほどわかる!FX超初級ガイド


8. 売り目標と損切りラインを決める


 取引をスタートしてみたものの、どこで売ればいいかがわからないというFX初心者は少なくない。
 池田氏のアドバイスはこうだ。

まずは損切りラインを決めましょう。例えば、トレードを始める際に、自分の資金の何%までなら損失してもいいかを計算し、万が一のときには自動的に損切りされるよう、あらかじめ逆指値注文を出しておくのが賢いやり方です」

 含み損が膨らんでロスカットされてしまったら、負けを取り戻すこともできなくなる。傷が浅いうちに損切りすることは、次に勝負する余力を残すことに繫がる。

 一方、利益確定については、最初に決めたラインよりも、まだ値上がりしそうなら、すぐに決済しないという選択肢もあるそうだ。

「上昇の勢いが強ければ、そのまま利益を伸ばすのも一つの方法。ただし、欲張りすぎると決済するタイミングを逃してしまい、左の図のCのように、結局さほど儲からずに終わるという可能性もあります」

 利益が減少する程度で済めばまだマシだが、売り時を失ったまま下降相場に突入するリスクもはらんでいるわけだ。

「天井で売り抜けるのはプロですら至難の業。特に最近は、トレンドが変わりやすい相場ですから、売り目標を達成すればOKと割り切り、コツコツ稼ぐのも手です」

 その場合、売り目標と損切りラインはどのように決めるべきか。

「過去の高値と安値を基に決めましょう。例えば高値が1ドル96円、安値が1ドル93・5円であれば、96円までは上がるかもしれないけれど、93・5円まで下がるかもしれないと考えます。『1円上がったら利益確定、50銭下がったら損切り』と、損益を基準に決める方法もありますが、通貨や取引期間によって値動きの幅は異なる点に注意が必要です。現実味のある売り目標と損切りラインを決めるなら、やはり高値と安値のチェックが重要。スイングトレードなら1週間、デイトレなら1日の値動きから考えるといいでしょう」

 自動売買などを利用して、あらかじめ注文を出しておけば、確実に利益を確定し、損失は最小限に抑えることができるので安心だ。

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