驚くほどわかる!FX超初級ガイド


6. ローソク足とMACDを味方につける!


 為替相場の動きを予測するのは、プロでも百発百中は難しい。その為替相場で勝つにはどうすればいいのか。池田氏は解説する。

「為替相場には、一方向に進み始めるとしばらくその方向に進むという習性があります。トレンド転換点を摑めば、あとはそのトレンドに乗ればOK。相場の方向性を摑むことがFXで勝つ鍵だといっても過言ではありません」

 トレンドの転換点を見極めるにはどうしたらいいのだろうか。

「為替相場のトレンドを知るうえでやはり欠かせないのがローソク足。左上の図のように、さまざまな相場の情報が詰まっています」
 さらに、トレンドを読むのに最もわかりやすい指標のひとつで、値動きの振れ幅の大きさや相場の過熱度も分析できる一石二鳥の指標「MACD(マックディー)」もおすすめだとか。

「MACDのチャートには、『MACDライン』と『シグナルライン』という2つの線が表示されていて、線がクロスする場所や角度などからトレンド転換のタイミングを読むことができます。さまざまな指標があるため、最初はどれを選べばいいか迷うでしょうが、初心者ならローソク足とMACDを見れば十分。まずはこの2つをマスターするのが勝てるFXへの近道です」

 2つを組み合わせたのが右の図だ。

「Aの時点でのローソク足を見ると、トレンドの転換を暗示するコマ足(実体もヒゲも短いローソク足)が出た後に陽線が続くという上昇トレンドに転じるサインが出ています。MACDでも、買いシグナルであるゴールデンクロス(MACDがシグナルの上に突き抜けること)が出ています。一方、Bの時点ではMACDに売りシグナルであるデッドクロス(MACDがシグナルの下に突き抜けること)が出ていますが、クロスの角度が水平に近いため、弱い売りシグナル。さらにCの時点でもMACDにデッドクロスが出ていますが、クロスの角度が浅いため、これも弱い売りシグナルです」

 チャートを読む際に気をつけたいのは、相場の転換点を示す売買シグナルはあくまでも“暗示”にすぎないということだ。

「特に弱い売買シグナルの場合、トレンドが転換したとしてもまた元に戻ることも少なくありません。そのため、売買シグナルだけで判断せずに、相場の方向性が明確になったのを見極めてからトレードに参戦するのがポイントです」

 また、チャートを見てもトレンドがわかりづらいときは、トレードを見送ることも重要だという。

「初心者のうちは、ついポジションを持ちたくなるものですが、勝つのが難しい相場にわざわざ参戦するのは、損をしにいくようなもの。トレンドがわかりやすいタイミングが訪れたらすかさず参戦し、勝ちグセをつけることが大切です。また、チャートと並行して雇用統計などの経済指標もチェックする習慣をつけておきましょう」

 徹底的に相場に合わせる。これこそ、爆勝トレードの秘訣なのだ。

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