10か月で30万円を3000万円にしたファンタジスタを筆頭に、
日本株で資産を大幅増させる個人投資家が急増中




ライブドアショック以降、低迷し続けている日本の株式市場。最近では短期間で爆発的に資産を増やすFX投資家に注目が集まっているが、金融危機後でも着実に稼いでいる20〜40代の投資家もいる。そんな「ネオ株長者」のトレード方法とは?





昨年の資産増加率+92.4%
株価に惑わされずに出来高に注目すれば着実に資金は増やせる!


 「多くの人は儲けることしか考えずに投資を始めるじゃないですか。9割の人が負ける世界なのに、自分だけは違うって思ってる。でも、それは夢を見すぎだと思うんです。僕は『いかに損する金額を減らすか』を考えて投資を始めたんですが、『どうやって儲けよう?』っていうトレードとはスタート地点が違うと思うんですよね」

 と、語るのは、現在29歳のくぼっち氏。’01年、大学在学中の20歳の頃、30万円で投資を始め、現在は資産を数千万円に増やしている。

 「将来やりたいことを書き出したら、『サラリーマンの生涯賃金では足んねぇ』と思ったのが投資を始めるきっかけ。旅行用の資金として貯めていた30万円を元手にミニ株から始めました」

 ゲーム好きが高じて最初に勝ったKOEI(当時)株で、わずか3か月で30万円を50万円に増やすことに成功。その後、大学卒業までの2年間で口座残高を100万円まで増やした。大学卒業後はベンチャーに就職。就職後も投資を続け、社会人2年目には1600万円まで増えていた。「そのときは信用取引で低位株を買ってほったらかし。今から考えるとデタラメですね」

 そんなくぼっち氏に転機が訪れたのは25歳のとき。投資の師匠とも言える人と出会い、チャート研究を始めた。そしてライブドアショックを迎える。

 「’05年末から2年間くらいは、毎日4000銘柄のチャートを見続けました。’06年のライブドアショックで、当時持っていた2000万円くらいの資産が一時は30%くらい減ったんですけど、たくさん退場者が出た中で生き残ることができて、’06年末にはなんとかプラスで乗り切ることができた。そのときに『頑張ればなんとか行けるかな』と思いましたね」

 そんなくぼっち氏の昨年の成績はプラス92・4%。資産を倍増させることに成功しているのだ。




■くぼっち氏
投資歴9年の29歳。トレーダーをしながら会社経営にも参画している。
今は日本株だけでなく、FXでも高成績を記録している