5月6日深夜、ユーロが118円から110円まで一気に8円以上も下落、それを受けてNYダウはわずか20分程度で998ドル安という歴史的な下落を記録した。ついこの間まで「100年に一度」といわれていた危機が、"2年に一度"のペースで起きる異常事態が続いている。

 「今のように荒れた相場では、eワラントがとても面白いと思います」と言うのは、ゴールドマン・サックス証券の土居雅紹氏だ。

 eワラントは対象原資産(株価指数や個別株、通貨、コモディティなど)にリンクして変動する商品で、ほぼすべてのネット証券で買える。最近人気の「権利行使価格111円のユーロ安(プット)型」のチャートをみてほしい。簡単に言うと、「ユーロが下がれば儲かる」商品だが、GW明けからグングン上昇し5倍以上に値上がりしたのだ! このダイナミックな値動きがeワラントの面白いところだが、一方でリスクが限定されている安心感もあるという。

 「eワラントは数千~1万円もあれば買える少額レバレッジという特徴に加え、仮に予想していたのとは逆方向に動いても、損失限定で追証がないのも魅力です」

 株をやっている投資家のなかには、チャンスがきたらeワラントを使う人も多いとか。

 「最近は為替や 日経平均株価のワラントが人気ですが、相場が落ち着くと個別株やコモディティなども活発に取引されるでしょう。ダウや中国H株指数といった海外インデックスのほか、ガスプロムなどの外国株、WTI原油先物や金、長期投資向けのトラッカーなど、さまざまな商品が揃っています」

 投資先に縛られたりこだわる必要がなく、世界中に幅広く少額から手軽に投資ができる。相場の動きに合わせて機動的に投資するにはピッタリ。利益UPを目指して、eワラントをうまく活用しよう!






■土居 雅紹 氏
ゴールドマン・サックス証券エクイティ部eコマース部長。
ノースキャロライナ大学MBAを取得。'00年にeワラントを開発。