テクニカル的に意味のある損切りをする



 「よくブログで『何pipsでストップを入れていますか?』と聞かれますが、これは効果的な損切り方法を知らないゆえの質問です。ストップ値はエントリー値から決めるのではなく、サポート&レジスタンスなどエントリーの基準となった75SMAなどから判断します。それがテクニカル的に意味のある損切りです」

 例えば、図1はレジスタンスを基準にしたストップの入れ方だ。下降トレンドで、149・90円にレジスタンスがあるときに149・70円で売りエントリーしたら、ストップはレジスタンスの20~30pips上に入れる。下げトレンドが強かったり、その日はボラリティが大きいと判断したら、もう少し余裕を持って40~50pips上に入れることもある。

 また図2は、75SMAを基準にしたストップの入れ方。上昇トレンド中に75SMAが149・80円にあり、そこでの跳ね返りを待って150・00円で買いエントリーしたら、ストップは75SMAの20~30pips下に入れる。

 「あと、一度入れたストップは絶対に動かさないこと。動かすクセがついてしまうと、気づいたら大きな損失を抱えるまで損切りできなくなる。テクニカル的に有効なところでスパッと切ってしまったほうが、損失を確実に限定できます」











上手に損切りするためにシナリオを書く



 また、損切りをスパッと決めるために有効なのが、エントリーや利確、損切りに根拠を持って、トレードのシナリオを書くことだ。

 「シナリオとは、何を目安に、何を根拠にエントリーしたのかということ。『ここでエントリーすれば利益が出る』と思ってトレードするわけですから、そのシナリオが崩れたときは利益が出なくなるとき。つまり、そこが損切りのタイミングになるんです」

 シナリオを書くときに注意したいのが、①大きなトレンドはどちらなのか、②サポートとレジスタンス、③各時間足での75SMAの位置や、長い時間足ではボリンジャーバンド・ミドル(20EMA)の位置と跳ね返り、④トレンドライン、⑤時間的要因の5つがMayuhime流トレードの基本だ。

 「⑤は時間帯による相場のクセ。東京時間は素直に動きやすいけど、NY時間は荒れやすいといったもの。これらを踏まえて、例えば長い時間足で上昇トレンド。ローソク足が75SMAの上にあり、145・80円でサポートが形成されているチャートでシナリオを書くとしたら、75SMAで跳ね返ったあとの146・00円で買いエントリー。サポートを割った145・50~145・60円で損切り。利確はレジスタンスの手前の147・00円、という感じになります(図3参照)」

 シナリオを書くことは、相場の予測をするということなのか?

 「これは勘違いしやすいところなんですが、シナリオは相場の予測をするために書くのではなく、思惑と違った方向に相場が動いたときに、上手に損切りするために書くものです。だから、損切りにかかってもシナリオどおり。意味があったということなんです」

 こうしたシナリオは、何度も書いて慣れなければうまくならない。そのためには、まずはデモ口座などで、自分流のシナリオの書き方を鍛錬するのがいいそうだ。

 「そして、最低でも1か月間はシナリオを書いて、トータルで収支を見る。1か月の収支がマイナスだったら、初めてシナリオや手法に問題があると判断できます。負けている人は1週間くらいで、その手法は使えないとか、間違っていると言いだしますが、そんな短期間では何も判断できません」

 ある程度の期間、検証を続けることで、「トータルで勝てる」道が開けてくる。そして、この検証を続けていくうえで大事なのがメンタル。特に欲張らないことだ。

 「シナリオを書いても、メンタルが弱いと相場に振り回されて、ついエントリーしたくなります。そういう場当たり的なトレードを防ぐには、絶対に欲張らないこと。決済した後にグングン伸びてもっと取れた、狙っていたポイントまで戻らずエントリーできなかった、どちらも損をしていないのに、負ける人は損をしたと思いがち。それは取れるところは全部取りたいと欲張っている証拠。『もっと取れた』と思ったら、すぐに『損はしてないからOK』と、常に自分に言い聞かせましょう」

 では、実際にMayuhime流トレードを見てみよう。



■Mayuhime
家事や育児の傍ら、ポンド/円の堅実FXで、1日5万円、月に100万円稼ぐカリスマトレーダー。



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Mayuhime氏が、自らのトレードを公開しているブログ。記事やコメントを完全読破した読者から「勝てるようになった!」というコメントが多数寄せられている