【225オプション】
宝くじよりも絶対いい!1000円が100万円に化けたことも!



 「225オプション」とは、日経225の価格を先取りし、その売買権利を取引するデリバティブ商品のこと。詳しく説明すると長くなるがここでは、日経平均が上がったら儲かるのが「コール」、下がったら儲かるのが「プット」ということだけわかれば大丈夫。

 システムトレーダーの津島朋憲氏は、暴落へのリスク回避のため毎月プットを買っているという。「’07年2月のチャイナショック、7月のサブプライムショック、08年9月のリーマンショックなど、近年、世界的に大きな金融危機に何度もみまわれています。そこで、暴落にそなえ、安いプットを何枚も買っているのです」(同)

 オプションの価格は「プレミアム」と呼ばれ、日経225の価格から上下500円刻みで設定される。プレミアムは1枚2枚と数え、値段は1000円刻み。1000円を「1円」として表記される。今の値に近い価格帯ほどプレミアムも高く、何千円か下の価格帯のプットは「1円=1000円」で買えるものもあるのだ。

 「サブプライム・ショックもリーマン・ショックもいい思いをしました(笑)。例えば’08年の8月、私は現値より3000円下のプットを2円で買っていました。リーマンブラザーズが破綻し、米で救済法案が否決されると、ダウが700ドルも急落。私のプットは410円(41万円)に。その後最高で1060円(106万円)まで上がったのです。私は400円を超えたときに売ってしまいましたが、それでも2000円が40万円です。しかも何枚も持っていたので、けっこうな利益になりました」(同)

 津島氏の手法はこうだ。1円か2円のプットを10枚買い、プレミアムが倍になったら5枚を売却。これでリスクはゼロになる。もし倍まで値上がりしなかったとしても損益は1万円か2万円だ。かたや、暴落があればプレミアムが跳ね上がって大儲けできる。

 「相場が数千円も下落すると、プレミアムが100倍になることは普通にあります。1000円が10万円です。過去数年に何度も同じことが起こっていることを考えると、宝くじよりもずっと当たる確率は高いのです」(同)




■津島朋憲氏
年福岡県生まれ、専業トレーダー。
225先物、FXでシステムトレードを実践。
著書に『津島式FXシステムトレード入門』(小社刊)