投信500種類、端株、CFD、日経225オプション etc.

超少額でここまでできる!


「投資を始める元手がない」「多額の資金を投資するのは怖い」。そんなビンボー人や臆病者でも気軽に投資デビューできるチャンスが!月1000円から購入できる投資信託、日経225銘柄が数千円で買えるCFDなど、敷居の低い投資商品が続々と増えている。5000円もあれば、世界中の株式や債券、コモディティが丸ごと買えるというから驚きだ。





国内外の株式・債券からコモディティまで買える

1000円投信が増殖中!



 運用のプロであるファンドマネージャーが、個人投資家から預かったお金を有望な株式銘柄や債券、コモディティ(商品)などに分散して運用してくれる投資信託。

 個別株投資のように銘柄選びや相場をにらみながら売買する手間がなく、投資初心者向きの商品ではあるが、最低購入金額は1万円程度からと敷居が高かった。

 しかし、楽天証券が’09年10月に1000円から積み立てができる「投信ミニ積立」サービスを開始。SBI証券、カブドットコム証券も同様のサービスを開始し、投資信託がグッと身近になった。

 楽天証券の「投信ミニ積立」は、毎月の積立金額が1000円以上、1円単位。購入できる投信は500本以上、販売手数料のかからない「ノーロード型」だけで127本もある(’10年3月15日現在)。

 日本株に投資するタイプのほか、先進国株、中国やインドなどの新興国株、国内債券、外国債券、さらには国内外のREIT(不動産投資信託)やコモディティに投資するタイプなど種類は豊富だ。

 ひとつの投信で国内外の株式や債券に分散投資できるタイプもあり、毎月1000円ずつの積み立てで〝世界制覇〟も夢ではない。毎月3000〜5000円ずつ複数の投信を積み立てる方法もある。

 とはいえ、あまりに種類が多いと組み合わせに迷ってしまう。

 「資産が預貯金だけの人なら、債券で運用するタイプ(債券型投信)より、株式を中心に運用するタイプ(株式型投信)を選んだほうがいいかもしれません」とアドバイスするのは、投信に詳しい金融ジャーナリストの鈴木雅光氏。

 一般に投信のポートフォリオを組む場合、国内株式型、外国株式型、国内債券型、外国債券型の4つの投信に分散するとパフォーマンスが安定するといわれている。

 安全資産といわれる債券は株式に比べて値動きが穏やかで、ポートフォリオ全体の変動幅を抑えてくれるからだ。

 「しかし、預貯金と投信を合わせた資産全体で考えれば、そもそも預貯金が安全資産なのですから、投信に債券タイプを組み入れる必要性はさほど感じません。むしろ株式型で積極的に運用してみてはどうでしょう。投資額が月々数千円程度なら、損失もさほど大きくはなりませんからね」(同)

 確かに、数千円なら〝勉強代〟と割り切ることもできる。ではその組み合わせ方は?

▶次回へつづく▶



■鈴木雅光氏
金融ジャーナリスト。
岡三証券、公社債新聞社などを経て’04年に独立。
経済・金融分野を中心に雑誌への執筆、単行本の制作などを行う