勝てるトレーダーと負けるトレーダーの差とは?



[しむしむ] 僕は大損はしてないんですが、今ひとつ大きく勝てないんです。三空さんはいろんな億トレーダーのお知り合いがいると思いますが、結局相場で勝っている人と負けている人の違いってどこにあると思いますか?

[三空] 勝っている人は、必ず自分のコアになる手法を持っています。そこから派生していろいろな手法を試してみるけど、負けてもコアに戻ってくればそれなりに勝てる。そんな手法を持っているかどうかが一番の違いですね。

[レッド] 僕にはそのコアがないんですね。きちんと損切りもできないのも、1回負けると取り戻せる自信がないからだと思います。

[三空] きつい言い方をすると、それはまだ10バーチャルトレードで練習を積む段階だと思います。まずはバーチャルで資金を2倍にするのを2回達成してください。それができれば、ひとまず自分のコアになる手法ができているはずです。具体的な細かい手法については、本を読んだり、オフ会に出て勝ち組トレーダーと仲良くなって教えてもらったりするといいですよ。あとは常に過去のデータを用いて自分の戦略の有効性を検証することが大切です。

[レッド] そうですか、やっぱり投資は厳しい世界です。足りないところがあり過ぎですね……。でも、今日はありがとうございました。まずは、きちんと負けトレードも記録するのと、モニターを1枚増やすところから始めてみようと思います。

[しむしむ] 僕も参考になりました。デイトレもできるようにはなりたいので、まずはバーチャルで練習しようかと思います。

[三空] ぜひ、みんなで億トレーダーを目指しましょう!(笑)

 座談会で多くを学んだレッド・チャップリン氏。悩める負け組トレーダーは見事勝ち組トレーダーへの脱皮を果たすのか!? 今後の報告を期待しよう。


【三空氏が教える負け組脱出への道】


  ● ポジションの大きさやレバレッジを把握する
  ● 為替や商品など、連動するチャートも表示
  ● 心理状態を含めトレードの記録を必ずつける
  ● 回数をこなしコアになる手法を確立する





【用語解説】

■銘柄とレバレッジ
CFDは、世界各国の株式や株価指数、金や原油などコモディティ、債券など、業者によっては数千種類以上もの銘柄を売買できるのがメリットのひとつ。最近ではCO₂排出権を売買できる業者も登場している。また自己資金の何倍もの金額を売買でき、その倍率を「レバレッジ」と呼ぶ。たとえば10000ドルのダウを売買するのに必要な資金(必要証拠金)が500ドルだとすると、レバレッジは最大20倍となる。

■デイトレード
買った、あるいは売った銘柄を、その日のうちに決済する短期の売買手法。中でも決済までの期間が数秒〜数分と特に短い手法を「スキャルピング」と呼ぶ。

■ボリンジャー
正式には「ボリンジャーバンド」。値動きの幅を示す指標で、相場の転換点などを読むのに使われる。

■エントリーポイント
買い、あるいは売りでポジションを持つことを「エントリー」、その場所(タイミング)を「エントリーポイント」と呼ぶ。

■ナンピン
買い(売り)エントリーの後で値下がり(値上がり)したとき、さらに安値で買い増す(高値で売り増す)こと。平均買値が下がった(平均売値が上がった)分有利になるが、そのまま反転せずに値下がり(値上がり)が続くと損失が拡大する両刃の剣。

■チャート
時間経過とともに変化する売買価格をグラフにしたもの。

■下値支持線
価格が上下運動を繰り返しているときの下限ラインのこと。同じように上限ラインは「上値抵抗線」と呼ばれる。

■アラートを鳴らす
取引ソフトによっては、銘柄価格がボリンジャーバンドにタッチしたらアラームを鳴らす機能があるソフトがある。よそ見をしていても売買チャンスを逃さない。

■スイングトレード
当日中に完了するデイトレードに対し、エントリーから決済まで数日間かける売買方法のこと。10バーチャルトレード「デモトレード」とも呼ばれ、実際のお金を使うことなく、本物の相場と同じ値動きに合わせゲームのように売買をする仮想トレードのこと。

■バーチャルトレード
「デモトレード」とも呼ばれ、実際のお金を使うことなく、本物の相場と同じ値動きに合わせゲームのように売買をする仮想トレードのこと。