「最後に重要なのが、決済のタイミングです。そこで私はRSIをお勧めします」

 ちょ、ちょっと待ってください。RSIって何ですか?

 「RSIとは、相場の“売られすぎ”と“買われすぎ”を見る指標です。RSIが30より下なら売られすぎ、70より上なら買われすぎを示す指標になるんですよ」

 なるほど。それで相場の状況を知るわけだ。さらに、杉田先生は言う。「ただ、私がRSIを使うときは、こういった一般的な使い方ではありません。RSIは基本的に、為替レートと同じ方向に動いていきますが、まれに為替レートと逆の動きをすることがある。例えば、レートが上がっているのに、RSIは下向きであるという具合です。これを『ダイバージェンス』と呼びます」

 そうしてダイバージェンスが出たら、決済のサインと捉えるのだ。
 
 「ダイバージェンスが出ると、今までのトレンドが転換する目安になります。見つけたら利食いをするようにしましょう。水平線のブレイクを入り口にして、RSIのダイバージェンスを出口にする。初心者はこれを覚えるだけでも十分です」

 今までは勢いだけでトレードしていた僕だけど、RSIを表示させたPC画面を見るだけで、なんとなく投資家らしくなってきた気がします。あとは実践あるのみ!






■杉田勝 氏
FXスクール『Win-Invest/Japan』会長。
ロンドン在住の元ヘッジファンドマネージャー。
今まで何人もの専業トレーダーを育成してきた。
著作に『FX先生』(小社刊)がある。