FXもパチスロも勝つ確率が高いタイミングで勝負


 「FXでは将来の為替レートがどこにいくか、予測しないと勝てないですよね。1週間後に1ドルがいくらになっているのかを予測しろと言われても、プロだって当てられない。でも、5秒後の予測だったら、できそうじゃないですか。特に値動きの勢いが強いとき。ビュッと下に落ちているとき、5秒後の為替レートは『今のレートよりは下かな』と推測できる。逆に、勢いなく落ちているなら、『そろそろ上がるかも』と予想できる。予測しやすい数秒後のことだけを考えていればいいのが、スキャルの魅力ですよね」

 確かに、1週間後の為替レートはわからなくても、5秒後ならわかりそう。でも、本当にそれだけで勝てるものなのか。

 「先にFXもパチスロも確率の世界と言いましたが、高い確率で勝てるときだけ、勝負すればいいんですよ。パチスロならばそれは高設定台だし、FXスキャルだと2つあるんです。そのひとつが動きの少ない早朝を狙ったトレード」

 24時間動く為替市場には、時間帯ごとにメインとなる市場がある。朝9時から夕方までなら東京市場のディーラーが中心となり、夕方から夜10時頃までは欧州勢。0時前後はNY市場といった形で変わっていく。24時間どこかで必ず動いていると思いきや、エアポケットとなる時間帯がある。

 それが早朝。NY勢が帰り支度を始めるのが日本時間の朝6時頃。それから9時の東京市場オープンまでの間、動いているのはオセアニア勢だけ。参加者が極めて少ないのだ。

 「参加者が少なければ値動きも小さくなりますし、強いトレンドが発生することも極まれです。そうすると値動きがどうなるかというと、非常に小さな幅でのレンジ相場になります。高値安値が15銭くらいの幅で、上がったり下がったりを繰り返しやすくなるんです。このレンジを抜けて動くことは少ないですから、高いレバレッジをかけても安心して取引できる

 なぎさ氏が主に取引するのは米ドル/円。確かにチャートを見ると、小さな幅で行ったり来たり、まるで空を舞う龍の尾のよう。なぎさ氏はそこを華麗にスキャルピング!彼のやり方が『ドラゴントレード』と呼ばれる所以だ。

 では、この〝ドラゴン〟が出現したとき、どう取引するかというと、いたってシンプル。レンジの下端に近づいたら買って上がったら決済、上端まできたら売りで入って下がったら決済。その単純なやり方でOKなのだ

 「NY市場で米国株の値動きが落ち着いて為替も大して動いていない。そんなときは値動きが小さくなる気配が漂っていますから、朝9時頃までトレードします。ただ気をつけてほしいのが、月曜日の早朝。週末のイベントなどの影響で荒れることがありますし、NY時間に強いトレンドが発生したときもレンジになりにくい。いつもレンジになるわけではないので注意が必要です。逆に、東京市場の動いている時間でも昼過ぎから、欧州勢の動き出す3時頃までは早朝スキャルと同じ考え方が使えることもあります」

 早朝に限らず、参加者の少ない時間帯であれば狭い幅でレンジが形成されやすく、稼ぐチャンスがあるという。

 「ポイントは欲張らないこと。レンジの上端から下端まで取ろうとすると失敗するので、値動きが止まったのを確認したら入って、レンジ幅の半分を目安にして利益確定するくらいでちょうどいい」

 だが、チャートを見ていると、たまにレンジを抜けたローソク足も散見されるが。

 「参加者が少ない時間帯なので、大きな注文が入ると瞬間的にブレることもありますけど、大抵はすぐ元に戻ります」

 『ドラゴントレード』はいたってシンプルなのでマネしやすいはず。なぎさ氏は、1取引が100万通貨から300万通貨とべらぼうだが、最初は少なめの枚数から始めないと痛い目をみるかもしれない。



愛知県在住。パチプロからFXトレーダーに転職。スキャルに転向し2年弱の間に億を稼ぎ出す。今もっとも注目を集めるトレーダー。
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