トレンド中のレンジを狙う『メサ』



フェニックスフェイズの基本手法がメサ。水平線を1本描くだけというシンプルさ!


 「最初に紹介するのはメサという手法。これもとてもシンプルです。フェニックスフェイズでトレンドが出ているからといって、相場は常に一方向に動くわけではありません。上昇しながらも、途中でうろうろと方向感がなくなって、そのレンジを抜けたらまた上がったり、といった動きになります」

 上昇→レンジ→上昇→押し目→上昇など、トレンド発生でも、ずっと上がりっぱなしではない。レンジや押し目のときに安く買えれば、より大きく利益をとれる。

 「メサはスペイン語でテーブル。フェニックスフェイズの最中に為替レートが上にも下にも行かず、うろうろとレンジを形成していたら、メサのチャンスです。チャートにテーブルを描きましょう」

 テーブルの描き方は簡単。レンジの高値・安値を上辺・下辺にして、水平線を描くだけ。


 「上昇トレンド中のメサなら、レンジの高値に、下降トレンド中なら安値に引いたラインが"メサライン"。このメサラインを超えてローソク足がクローズしたら、エントリーまであと一歩。次にトレンドの方向と同じ色のローソク足が出たら、エントリーです」

 メサラインを超えたこと、トレンド方向と同じ色のローソク足が出たこと、この2つがエントリーの必須条件となる。

 「ただし、ヒゲだけがメサラインを超えたようなときは見送りです。ラインを引き直すか、あきらめて次の機会を待ちましょう」

 メサラインのちょい上にエントリー用の逆指値を置いておくと、ヒゲのメサライン超えにひっかかってしまうので要注意!

 「利益確定の目安は、上昇トレンドなら前回の高値、下降トレンドなら前回安値になります。もし、前回の高値・安値が近くになければ『ちょうど』のポイントを使いましょう。『91円ちょうど』とか『138円ちょうど』といったポイントです。30〜50pips程度の利幅を目安に探してみてください」

 88円57銭のメサラインを超えて買いで入ったけど、前回高値が近くになければ89円の少し手前、88円95銭くらいが利益確定のポイントになる。これは指値でOK。

 「忘れてはいけないのが損切りです。FXで勝つためには『お金を守ること』が何より大切ですから。メサでの損切りのポイントは、62EMAを超えてローソク足がクローズしたときとなります」

 買いで入ったのに、下げてしまって62EMAより下でローソク足の終値がついたら損切り。売りで入ったときは、その逆になる。

 「あるいは『直近安値より下でローソク足がクローズしたとき』としても構いません。どちらにせよ、損切りだけは絶対に入れるようにして、またトレード数量も増やしすぎないように気をつけてください。目安としては、100万円で1万通貨、10万円で1000通貨。少ないと思うかもしれませんが、FXで最終的に勝ち残ろうと思ったら、そのくらい気を配るべき」


[カリスマコーチ陣]


■ロブ・ブッカー氏
弁護士、Tシャツ制作、家の屋根葺きなどを経て、専業トレーダーに。
FXコーチとして、多くの専業トレーダーを輩出。
世界に広がる弟子の数は3000人超



■ブラッドリー・フリード氏
ロブのFX戦略を日本で提供するRob Booker Japan社長。
FXトレードのアドバイス、市場のテクニカル分析を提供している。
www.robbooker.co.jp