毎日配信される銘柄を購入するだけ。売買シグナル配信の実力を徹底分析



さまざまな報道で指摘されている日本株の出遅れ。NYダウやハンセン指数などが上昇しているなかで、日経平均だけが停滞気味。そんななか、株のオーバーナイト投資で着実に利益を出している投資情報サイトがあるという。そこで¥en_SPA!編集部がそのサイトを直撃! 実際にサービスを試してみた!



噂の[株情報サービス]を試してみた!


 世の中の注目がFXに集っているなか、「利確・net」という株情報サービスが、着実に実績を積み重ねている。FX全盛のこの時代に、なぜ株なのだろう。

 「FXは平日24時間取引可能な反面、すべてをフォローするのが難しい。例えば、為替相場がよく動く欧州市場が開くのは日本時間の夕方で、米国市場が開くのは深夜。とてもフォローできません。しかし、株や日経225先物だと、我々が普段、生活している時間帯で取引が行われるので管理が容易。しかもFXと違って、株は税制面で優遇されているのも魅力です(証券優遇税制)」

 こう語るのは、利確・netを運営する、まんてん代表の藤木正廣氏。ビジネスマンにとって、帰宅後も取引できるFXは確かに魅力的。本誌でも、毎号何十ページにもわたってFXを特集しているぐらい人気だ。とはいえ、勝てる投資家になるためには、それなりの努力や勉強が必要なのは確か。

 「その点、株に特化した利確・netは非常にシンプル。毎日14時30分過ぎに、パソコンやケータイに1〜2銘柄に厳選した買い推奨銘柄のメールを配信。会員のみなさんは、それを参考に引けまでに推奨銘柄を買い、翌日まで持ち越すだけ。そして翌日に利食うのです。ケータイで株取引ができる時代ですから、ケータイで推奨銘柄のメールを受け取ってすぐに注文を出せば5分で済む。これなら、忙しいビジネスマンでも難しくないと思います」



"株の一夜漬け"でうま味を享受する!



 つまりこのサイトでは、いわゆる株のオーバーナイト投資を進めているのだ。なぜ、この手法を採用しているのか?

 「株は前場の寄り付きに商いが集中します。その際のギャップのうま味をもっとも得られるのがオーバーナイトだからです。もちろん、9・11やリーマンショックのようなことが、今後起きないとは言えません。ただ、我々はシカゴのVIX指数(市場に対する投資家の恐怖心を反映するといわれる指数)も参考にしていますので、相場の暴落などの察知は、この指標でカバーできることがほとんど」

 オーバーナイトは一晩だけ?

 「基本的には一晩だけですが、ファーストリテイリングのように、スイング銘柄として数日間保有してもらうことも。推奨後の銘柄は、補足メールでフォローします」

 推奨銘柄の選定基準は?

 「推奨銘柄は東証一部の貸借銘柄で、一日の出来高が数百万株以上ある大型株が中心です。マザーズなどでも東証一部銘柄並みに出来高がある場合は、配信することもあります。こうした推奨銘柄は、ファンダメンタルズで日経平均の先行きを予想し、そのあとでテクニカル分析を駆使して詳細に分析します。また、市場関係者との情報交換も頻繁にしていますので、それも考慮しています」

 推奨するのは買い銘柄のみ?

 「基本的には買い銘柄のみですが、時折、カラ売り推奨銘柄も配信していますね」

 会費が月額2万1000円だが、これまで最大何日、「推奨銘柄なし」の日があったのか?

 「'09年8月の衆院選前は、相場がこう着状態にあったため、2週間ほど推奨銘柄なしでした。銘柄推奨は、無理やりできなくはないのですが、利益が出ないただの銘柄推奨では意味がありません」

さて、こんな「利確・net」の実力やいかに?さっそく編集担当が試してみた!



藤木正廣氏
まんてん代表取締役。大阪の地場証券で大証の立会取引の経験を積んだ後、富裕層中心の個人営業に転じる。独立し、投資顧問のまんてんを設立し、現在に至る