4つのフェイズでチャートを分析!



 SMAの設定で800というと、1時間足ならば800時間。かなり長期のラインになる。

 「800SMAは為替レートの"故郷"だと考えてください。皆さんにも田舎がありますよね。田舎から夢を追いかけて上京し、刺激的で楽しい毎日を送りながらも、ふと、郷愁の念に駆られたりもする。為替レートもそれと同じ動きをするんです。800SMAで穏やかに過ごしながらも、いずれ刺激を求めて旅立つ。それがトレンドの発生です。でも、トレンドもやがては終わり、再び800SMAに戻ってきます」

 800SMAでジリジリしていた為替レートにトレンドが発生して、800SMAからかけ離れた水準へと動く。が、やがて62EMAを超えるまでいったら、再び800SMAに戻り――この繰り返しが為替レートの基本的な動き。

 「ローソク足が800SMAと62EMAの間でどう動いているか。そして、それに200SMAがどう絡んでいるかで、すべてのチャートは4つに分類できてしまうのです。4つのフェイズの詳しい説明は上のチャートを見てください。4つのフェイズには、それぞれの局面に応じた手法があるのですが、今回はもっともトレードしやすく、チャンスも多い、フェニックスフェイズについて説明しましょう」





3本がきれいに並んだフェニックスが稼ぎどき!



 フェニックスフェイズは3本のラインが上から800→200→62、あるいは62→200→800と長期から短期へ、短期から長期へときれいに並んだ状態。つまり、トレンドが明確なチャートになる。

 「フェニックスフェイズは、トレンド真っ盛りといった局面です。上から下に長期から短期へと並んだときは下降トレンド、短期から長期へと並んでいたら上昇トレンドと判断。あとの3つのフェイズでは基本的に動きがあまり激しくないので、初心者の方はいろんな通貨ペアのチャートを見て、フェニックスフェイズになっているものを探してトレードするのが良いでしょう」

 けどブラッドリー、フェイズの名前が覚えにくいんですけど……。

 「それぞれアリゾナ州の街の名前なんですよ。フェニックスは州都でもある大都市で、フラッグスタッフやトゥーソン、ユマも街の名前。でも、フェニックスほどの都会ではありません。田舎から都会へ、都会から田舎へ、為替レートの動きを思い出してください」

 稼げるのは、やっぱり都会!?

 次回から、フェニックスフェイズで使える3つの手法をブラッドリー氏がレクチャーする!


[カリスマコーチ陣]


■ロブ・ブッカー氏
弁護士、Tシャツ制作、家の屋根葺きなどを経て、専業トレーダーに。
FXコーチとして、多くの専業トレーダーを輩出。
世界に広がる弟子の数は3000人超



■ブラッドリー・フリード氏
ロブのFX戦略を日本で提供するRob Booker Japan社長。
FXトレードのアドバイス、市場のテクニカル分析を提供している。
www.robbooker.co.jp