好調なシグナルを見れば相場の状態が一目瞭然!



「売買シグナルはテクニカル分析の基本的な使い方を知るきっかけとしては便利。それを実際にチャートに当てはめたときの、効果の程度を教えてくれますから」

と話すのは、FX会社に勤めていたブロガーのLumen氏。
英ポンド/円のトレードでは’09年だけで100万円以上を稼ぐスゴ腕トレーダーだが、売買シグナルをうまく活用しているという。


「使っているのは、主にセントラル短資の『FXライブ!』。特に『テクニカル指標ランキング』をよく見ています。僕の場合、その上位に来ているシグナルでトレードするのではなく、その指標で今の市場がどんな状態かの判断材料にしていますね。トレンド系の指標が上位なら市場はトレンドが強い、オシレータ系が上位ならレンジ相場と判断できます」

移動平均やボリンジャーバンド、DMIなどはトレンド系。RSIやストキャスティクスなどはオシレータ系に分類される。

「中長期の売買が中心なので、過去1年とか5年とかの長いスパンで市場の大きな流れを見つつ、シグナルで相場状況を判断。最終的にはローソク足の形やパターンでトレードしていますね」

あくまでも、売買シグナルサービスは相場状況への参考程度。でも、それができるのもLumen氏には長年の経験があるから。初心者の場合はどうか?

「相場の流れに合ったシグナルで売買するのも一つの手かもしれません。もし一度シグナルに従ってエントリーしたなら、中途半端な裁量を入れずに決済時もシグナルに従うこと。そのうちに、もっとこうしたらと改善点も見えてくるはずです」

売買シグナルは、テクニカル分析の第一歩と考えるのが良さそうだ。



Lumen氏
相場の変動をもろともせず稼ぎ続けるFXブロガー。
中長期トレードを得意とする。
かつてFX会社に勤務していたこともあり、その知識、トレード手腕に定評あり。
元FX業者の初心者から読めるブログ




 【検証】FXで500万円損!?
 "負け組"の小誌記者がシグナルを実況見分!


リーマンショックのとき、ポンド円で500万円の損失を出して以来、FX投資は封印。そう心に決めていた小誌記者だが、FX各社が売買シグナルサービスを始めたと聞き、再びFXにチャレンジしてみようかと思い直した。だが、その前に、シグナルの実力のほどを検証してみることに。

まずは売買サイン型から。値動きの激しいポンド円にしか興味がない記者は、11月頭から観察していたが、日足と週足で「売り有利」のサインが点灯。しかし、各テクニカル指標が違うシグナルを示している場合があるので、どの指標を参考にトレードするかを見極める必要はある。

やはり、あくまでも参考程度にして複数の売買シグナルを利用して判断したほうが良さそうだ。

そこで、次にチャート未来予測型の分析を見てみる。過去のチャートパターンのデータから分析するタイプや、テクニカル分析から予測するタイプなど各社の売買シグナルを比較。こちらも「上昇」「下降」の両シグナルが示していたが、やはり全体的には下降トレンドが優勢だった。丁半バクチのような取引をしてしまう記者のようなトレーダーには、相場のトレンドを把握にはいいかもしれない。

今回はポンド円の通貨ペアのシグナルチェックをしてみたが、逆に各指標が同じシグナルを示してみる通貨ペアを検索。そこからポジションを考えるのもいいかも。

それにしても、11月上旬時点(1ポンド=149円台)で「売り」を入れていれば、約5円程度の為替差益だったとは……。そんな甘い夢を見て、再び大損しないよう慎重な取引をしたいものだ。