具っさんはADXの可能性に注目 !


実際のトレードではどんなテクニカル指標を使っていますか?


鈴木 日足で大きなトレンドを見極めるときには移動平均線、パラボリック、ADXとDMI。短い足では1分足、15分足、1時間足を表示させてMACDとストキャスティクスを使っています。ストキャスティクスのようなオシレーター系の指標は長い足で使うと「超えたら超えっぱなし」という状況になって致命的な損失になりますから短い足でしか使いません。

移動平均線は何本線ですか?

鈴木 僕は日足とか1時間足なら13、55、233。もっと短い足なら13、21、34、55
。フィボナッチ係数と呼ばれるもので、海外の人は割とよく使っているんですよ。

初めて聞きました。ADXとDMIっていうのは何ですか?
鈴木 見ただけでトレンドの方向性がわかるツールですね。DMIのプラスが上なら上昇トレンド、マイナスが上なら下降トレンドで、ADXが右肩上がりならどちらかに強いトレンドが出ているんです。

これはわかりやすいですね。それらを組み合わせるんですね。

鈴木 そうです。エントリーするときは、これらを組み合わせてギチギチにポイントを探す。でも、利益確定のときはちょっとでも危ないと思ったら、すぐに確定する。我慢するとドーンと動いて損切りすることになりますから。あとはやはり上手に負けて、立ち直れなくなるほどのダメージを負わないこと。熱くなってももう一度立ち上がれるように負けてあげる。


鈴木さんは何年くらい為替をやってらっしゃるんですか?

鈴木 もう10年以上ですね。

それだけやっている鈴木さんでも熱くなるんですね……。

鈴木 もともと負けず嫌いですから(笑)。負けるときは必ずメンタルが悪くなって、自分がコントロールできないときですよね。



僕もずっと「相場の雰囲気」だけを見てやってたんで、ひょっとしたら体調管理が一番大切なのかも、と思ってるんです。

鈴木 うん、それはテクニカル以前に、一番重要なことですよ。

今日は本当にありがとうございました。早速、ADXとDMI、と移動平均線を表示してみます!

鈴木氏との対談後、具っさんはやや興奮気味に話してくれた。
「ADXって転換点がわかりやすくていいですね。それと鈴木さんの話を聞いて、最近調子が悪かったのはエントリーしすぎだったと感じました。以前はもっと待ててたような気がします。もう一度、初心に返ってトレードします!」

具っさんには、まだまだ成長の余地がありそうだ。











鈴木隆一氏
65年生まれ。大和証券でディーラーを務めた後、FX会社数者の設立に参画。
現在はガンパウダー代表として情報提供などを行う。
『テクニカル分析で「勝つ」FX』(実業之日本社)を監修したほか、著書も多数

具っさん
福島出身の33歳。'06年株投資を始め、一昨年FXに転身。
昨年2月〜5月の48営業日で80万円を1億円にした"億"トレーダー。
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