2016/8/1 トレイダーズ証券「みんなのFX」

先週金曜日のドル円は、105.258円で取引を開始した後、朝方には、日銀金融政策決定会合の結果公表を控えて市場の流動性が低下する中、思惑的な円買いが観測され、ストップロスを断続的に巻き込むと一時103.36円近辺まで下落しました。東京市場においては、月末に絡んだ国内輸出企業からの買いに支えられて再び円相場が回復し、104.95円近辺まで値を戻しました。午後に入ると、複数の通信社が「日銀が追加緩和を決定」と報じたことで、105.55円近辺まで上昇しましたが、内容が「マネタリーベースが年間約80兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う」「金融機関が保有する日本銀行当座預金に-0.10%のマイナス金利を適用する」などの目標が維持され、「ETFの保有残高増加ベースを年6兆円に増額」と伝わると、追加緩和の内容が不十分との見方から102.68円近辺まで下げ足を速めました。欧州市場に入ると、東京タイムで急落した反動から円売りが出る場面がありましたが、ナイト・セッションの日経平均先物が軟調に推移したことで103.50円を挟んでの値動きとなりました。NY市場では、4-6月期米国内総生産(GDP)速報値が前期比年率1.2%増と市場予想平均の2.5%増を下回ったことが伝わったことによりドル売りが加速し、ドル円は一時日通し安値となる101.96円近辺まで下落しました。前日比では3.192円安い102.089円で取引を終えました。

≪2016年07月29日クローズ時点≫
ドル・円  :「ブル」  売り33% 買い67%
ユーロ・円  :「ブル」 売り49% 買い51%
英ポンド・円 :「ブル」  売り33% 買い67%
豪ドル・円  :「ブル」  売り12% 買い88%
NZドル・円 :「ブル」  売り19% 買い81%
ユーロ・ドル :「ベア」  売り65% 買い35%

【今日の主な経済指標】
16:50 FRF 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 7月
16:55 DEM 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 7月
17:00 EUR 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 7月
17:30 GBP 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 7月
23:00 USD ISM製造業景況指数 7月
23:00 USD 建設支出[前月比] 6月

今日のトレードポイント


先週のドル円は、日銀金融政策決定会合において緩和策が不十分との見解が示され、週末には大きく値を崩す展開となりました。また、黒田日銀総裁の会見では、「必要な場合は量、質、金利の3次元で追加緩和を講じる」「マイナス金利や量的拡大が限界に来ているとは考えていない」「総括検証、さらに何か必要なら金融政策についても考える」と発言し、物価目標の早期実現のために必要な対策を取ると示しました。次回会合までにどのような策を提示してくるかに注目したいです。今週は週末に米雇用統計を控えている中、本日は、7月米ISM製造業景況指数の発表が重要指標となっており弱い結果となると、ドル円は100円割れも視野に入ってきます。下値の模索をしながら、短期的な逆張りで取引に臨みたいところです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円  101.00-103.80
ユーロ・円     113.00-116.50
ポンド・円   134.80-139.00

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