2016/6/8 トレイダーズ証券「みんなのFX」

 昨日のドル円は、107.558円で取引を開始した後、東京市場において日経平均株価が80円超高から40円超安まで下落するにつれて、107.22円近辺までリスク回避的なドル売りが進みました。その後、日経平均株価がプラス圏に浮上するなか、市場では「海外勢が買い戻しに動いた」との指摘もあり、ストップロスを誘発しドル円は107.87円付近まで上値を伸ばしました。もっとも、日経平均株価が120円超高からやや下げると徐々に上げ幅を縮小し107.50円台まで伸び悩みました。欧米市場では、取引当初ナイト・セッションの日経平均先物や欧州株が上昇したことを背景にドル買いが先行し、日通し高値となる107.90円近辺まで値を上げました。ただ、株価が伸び悩むと次第に上値を切り下げる展開となりました。米10年債利回りが低下したことが嫌気されたほか、独10年債利回りが過去最低水準まで低下しユーロ円が売られたことにつれ、ドル円は日通し安値となる107.15円近辺まで下げ足を速めました。米金利低下が一服すると107.40円台まで下げ渋るも戻りは鈍く、前日比では0.153円安い107.371円で取引を終えました。

≪2016年06月07日クローズ時点≫
ドル・円  :「ブル」  売り21% 買い79%
ユーロ・円  :「ブル」    売り40% 買い60%
英ポンド・円 :「ブル」  売り25% 買い75%
豪ドル・円  :「ブル」  売り15% 買い85%
NZドル・円 :「ブル」  売り22% 買い78%
ユーロ・ドル :「ベア」  売り57% 買い43%

【今日の主な経済指標】
07:45 NZD 四半期製造業売上高[前期比] 1-3月期
08:50 JPY 四半期実質国内総生産(GDP、改定値)[前期比] 1-3月期
08:50 JPY 四半期実質国内総生産(GDP、改定値)[年率換算] 1-3月期
08:50 JPY 国際収支・経常収支 4月
08:50 JPY 国際収支・貿易収支 4月
10:30 AUD 住宅ローン件数[前月比] 4月
14:00 JPY 景気ウオッチャー調査-現状判断DI 5月
16:15 CHF 消費者物価指数(CPI)[前月比] 5月
17:30 GBP 鉱工業生産指数[前月比] 4月
17:30 GBP 製造業生産指数[前月比] 4月
18:30 ZAR 四半期国内総生産(GDP)[前期比年率] 1-3月期
18:30 ZAR 四半期国内総生産(GDP)[前年同期比] 1-3月期
20:00 USD MBA住宅ローン申請指数[前週比]
21:15 CAD 住宅着工件数 5月
21:30 CAD 住宅建設許可件数[前月比] 4月

今日のトレードポイント


米国の早期利上げ観測が後退するなか、主要国のインフレ率は順調な回復具合を見せておりません。また世界銀行は7日、2016年の世界成長予想を1月時点の2.9%から2.4%へ下方修正しました。日本を1.3%から0.5%へ、米国を2.7%から1.9%へそれぞれ引き下げています。これらの状況を考えると本日のドル円は上値の重い展開が予想されます。また、本日の欧米市場では重要な経済指標の発表もあまりないため、ドル買いの材料が見受けられないので下値模索の展開も視野に入れておきたいです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円  106.50-107.90
ユーロ・円    120.00-123.00
ポンド・円   153.00-158.00

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