2016/4/29 トレイダーズ証券「みんなのFX」

昨日のドル円は111.424円で取引を開始した後、東京市場の午前においては、月末の実質ゴトー日(5・10日)の実需の動きや高寄りした日経平均株価をながめ日通し高値である111.88円近辺まで上値を伸ばしました。午後に入り正午過ぎには、日銀の発表があり、「マネタリーベースが、年間約80兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う」と金融政策の現状維持を決定したと伝わった結果、日経平均株価は600円超の下落、ドル円は108.73円近辺まで下落しました。黒田日銀総裁の定例記者会見では、「金融政策に限界があるとは考えていない」「貸出支援基金のマイナス金利について今回は議論していない」と発言し、追加緩和の具体的な示唆が無かったことから欧州勢参入後も円買いは継続し107.97円近辺まで下落しました。NY市場では、米経済指標の発表があり、米1-3月期国内総生産(GDP)速報値は実質で前期比年率0.5%増と市場予想の0.7%増を下回ったほか、前週分の米新規失業保険申請件数は市場予想を若干上回りました。その後は、ナイト・セッションの日経平均先物の上昇とともに、ドル円は108.72円近辺まで持ち直す場面も見られましたが、上値の重い展開が続き、前日比では、3.426円安い108.110円で取引を終えました。

≪2016年04月28日クローズ時点≫
ドル・円  :「ブル」  売り18% 買い82%
ユーロ・円  :「ブル」 売り41% 買い59%
英ポンド・円 :「ブル」  売り36% 買い64%
豪ドル・円  :「ブル」  売り14% 買い86%
NZドル・円 :「ブル」  売り18% 買い82%
ユーロ・ドル :「ベア」  売り78% 買い22%

【今日の主な経済指標】
07:45 NZD 住宅建設許可件数[前月比] 3月
08:05 GBP GFK消費者信頼感調査 4月
10:00 NZD NBNZ企業信頼感 4月
10:30 AUD 四半期卸売物価指数(PPI)1-3月期
14:30 FRF 国内総生産(GDP、速報値)[前期比] 1-3月期
15:00 DEM 小売売上高指数 3月
15:00 ZAR マネーサプライM3[前年同月比] 3月
15:45 FRF 消費者物価指数(CPI、速報値)[前月比] 4月
15:45 FRF 消費支出[前月比] 3月
15:45 FRF 卸売物価指数(PPI)[前月比] 3月
16:00 CHF KOF景気先行指数 4月
17:30 GBP マネーサプライM4 3月
17:30 GBP 消費者信用残高 3月
18:00 EUR 四半期域内総生産(GDP、速報値) 1-3月期
18:00 EUR 消費者物価指数(HICP、速報値)[前年同月比] 4月
18:00 EUR 失業率 3月
21:00 ZAR 貿易収支 3月
21:30 USD 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)[前月比] 3月
21:30 USD 個人所得[前月比] 3月
21:30 USD 個人消費支出(PCE)[前月比] 3月
21:30 CAD 月次国内総生産(GDP)[前月比] 2月
21:30 CAD 原料価格指数[前月比] 3月
21:30 CAD 鉱工業製品価格[前月比] 3月
22:45 USD シカゴ購買部協会景気指数 4月
23:00 USD ミシガン大学消費者態度指数・確報値 4月

今日のトレードポイント


日銀は、昨日開かれた金融政策決定会合において、金融政策の維持・2%の物価目標の達成時期を「2017年度前半ごろ」から「2017年度中」に先送りすることを決定しました。日銀による追加緩和期待を織り込んでいた株高・円安の相場は急激に巻き戻しが入りました。また、一部通信社が報じた金融機関向け貸し出しへのマイナス金利付与は議論していないと明言したことで、先週末の報道で上昇した分も合わせての下落となりました。直近の安値水準である108円近辺まで下落しているため、ここからさらに下落するには新たな材料が必要になると想定されます。本日は本邦の市場が休場であることから静かな動きが予想できます。また、NY市場では、昨日発表された米四半期実質GDP1-3月期の内容が市場を下回ったため、米個人消費支出も悪い結果となると下値を試す展開となりそうです。基本的には、短期的な逆張りスタンスで取引に臨みたいところです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円 107.60-109.00  ユーロ・円  122.00-124.00  ポンド・円  156.00-160.00


★「みんなのバイナリー」デモ取引はこちら★


---------------
【ご注意】
※当サービスは投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではございません。
※投資に関する最終判断は、お客様ご自身の判断でなさるようお願い致します。
※当社は掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性、完全性を保証するものではございません。
※当サービスに基づいて被ったいかなる損害についても、弊社及び情報提供元、関連会社は一切の責任を負いかねます。
※いかなる目的を問わず本情報の複製、転送及び販売を固く禁じます。
---------------
トレイダーズ証券「みんなのFX」