2016/4/21 トレイダーズ証券「みんなのFX」

 昨日のドル円は、109.210円で取引を開始した後、東京市場の午前においては、クウェートの石油労働者組合がスト終結を決定したとの報道を受けて、原油先物相場が下落すると、対資源国通貨で円買いが先行しました。17,000円台を回復して始まった日経平均株価も徐々に上げ幅を縮小していったことから、ドル円は108.91円近辺まで下落しました。午後に入ると、上海総合指数が4%超安となったことに起因し、投資家のリスク志向低下から一時108.76円近辺まで下げ幅を広げました。欧州市場に入ると、ナイト・セッションの日経平均先物が堅調に推移したことから、109.25円近辺まで上昇しました。NY市場では、3月米中古住宅販売件数の発表が533万件と市場予想を上回りましたが、反応は限定的となりました。その後、EIA週間在庫統計や「産油国会合がロシアで5月に開催される可能性がある」との報道を受けて原油先物相場が堅調に推移するなか、ナイト・セッションの日経平均先物などが上げ幅を拡大したことからドル買い優勢となりました。NYダウも3日連続で続伸となり、ドル円は15日の高値である109.73円近辺を抜けて109.87円近辺まで上昇しました。前日比では0.635円高い109.821円で取引を終えました。

≪2016年04月20日クローズ時点≫
ドル・円  :「ブル」  売り29% 買い71%
ユーロ・円  :「ブル」 売り48% 買い52%
英ポンド・円 :「ブル」  売り49% 買い51%
豪ドル・円  :「ブル」  売り28% 買い72%
NZドル・円 :「ブル」  売り25% 買い75%
ユーロ・ドル :「ベア」  売り76% 買い24%

【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 対外対内証券売買契約等の状況 前週分
15:00 CHF 貿易収支 3月
15:45 FRF 企業景況感指数 4月
17:30 GBP 小売売上高指数[前月比] 3月
20:45 EUR 欧州中央銀行(ECB)政策金利
21:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
21:30 USD フィラデルフィア連銀製造業景気指数 4月
21:30 EUR ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
22:00 USD 住宅価格指数[前月比] 2月
23:00 GBP カーニー英中銀(BOE)総裁、発言
23:00 EUR 消費者信頼感(速報値) 4月
23:00 USD 景気先行指標総合指数[前月比] 3月

今日のトレードポイント


黒田日銀総裁は、20日の院財務金融委員会で「今の時点で追加緩和あるともないとも言えない」「必要であれば躊躇なく追加緩和行う」との見解を示しました。27-28日に開催される本邦の金融政策決定会合と26-27日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)に先行して本日、ECB理事会とドラギECB総裁による記者会見が予定されています。市場では、主要金利の変更を含め、金融政策面でさらなる緩和を実施する可能性は低いと捉えられており、記者会見の内容に注目が集まっています。ユーロの一時的な値動きからドル円も動くことが想定されるため、同時間帯の値動きには注意しつつ取引に臨みたいところです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円 109.20-110.20  ユーロ・円  123.50-125.00  ポンド・円  156.00-158.70


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