2016/4/4 トレイダーズ証券「みんなのFX」

先週金曜日のドル円は、112.561円で取引を開始した後、東京市場の午前においては、1-3月期の日銀短観が発表され、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)が大企業製造業でプラス6と予想を下回り、日経平均株価は大幅に下落し、リスク回避の円買いの流れからドル円は112.06円近辺まで下落しました。午後に入ると日経平均株価がさらに下げ幅を広げ一時600円超の下落しましたが、ショートカバーが入り112.36円近辺まで持ち直す場面がありました。欧州市場に入ると、欧州株やナイト・セッションの日経平均先物がさえない動きを見せるとじりじりと値を切り下げ112円近辺まで反落しました。NY市場では、3月米雇用統計の発表があり、非農業部門雇用者数が21.5万人と市場予想を上回りましたが、失業率は5.0%と前月の4.9%から悪化するなど強弱入り混じる結果となったことから方向感が出ませんでした。しかし、その後の米3月ISM製造業景況指数が2015年7月以来の高い水準となった事から、一時112.45円近辺まで持ち直しました。指標の結果が米経済の回復を示していることからNYダウは堅調に上昇しましたが、ドル円に関しては米国利上げのペースが緩やかになるのではないかとの見方が根強く素直なドル買い材料とはなりませんでした。引けにかけてはじりじり下値を切り下げる展開となり、前日比では0.998円安い111.594円で取引を終えました。

≪2016年04月01日クローズ時点≫
ドル・円  :「ブル」 売り18% 買い82%
ユーロ・円  :「ベア」 売り59% 買い41%
英ポンド・円 :「ブル」 売り27% 買い73%
豪ドル・円  :「ブル」 売り24% 買い76%
NZドル・円 :「ブル」 売り27% 買い73%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り80% 買い20%

【今日の主な経済指標】
08:50 JPY マネタリーベース[前年同月比] 3月
10:30 AUD 小売売上高[前月比] 2月
10:30 AUD 住宅建設許可件数 [前月比] 2月
17:30 GBP 建設業購買担当者景気指数(PMI) 3月
18:00 EUR 失業率 2月
18:00 EUR 卸売物価指数(PPI)2月
23:00 USD 米労働市場情勢指数(LMCI) 3月
23:00 USD 製造業新規受注[前月比] 2月

今日のトレードポイント


先週末に発表された3月米雇用統計は、全体的に市場予想を上回る内容だった為、米経済の底堅さが確認できました。4月利上げの可能性が低いままですが、今週には再度イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の発言が予定されており、3月米雇用統計の結果や米経済の成長について、また利上げペースについてどのようにコメントするのかに注目です。テクニカル面では、日足の一目均衡表の転換線・基準線がある112.60円近辺がレジスタンスのラインになりそうです。上値を追うには材料が乏しい展開が続くことが想定されますので、株価の動向をながめながら短期的な逆張りスタンスでポジション管理に注意しつつ取引に臨みたいところです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円 111.00-112.50  ユーロ・円  126.00-128.00  ポンド・円  157.00-162.00

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