2015/12/10 トレイダーズ証券「みんなのFX」

 昨日のドル円は、東京市場では世界的な株安基調を受けてリスク回避の売りが先行し、ドル円の上値は重く122.80円近辺まで値を下げました。売り一巡後は、日経平均株価が下げ渋ったことで買戻しの動きとなり一時123円台まで持ち直しました。午後では、再び日経平均株価が下落し下げ幅を広げたことでじりじりと値を下げて122.70円近辺まで下押ししました。欧州市場では、欧州株先物が上昇して始まったことなどをながめユーロ買い・ドル売りが先行し、ドル円は軟調に推移しました。その後、時間外のダウ先物や欧州株が下落したことが重しとなったほか、対欧州通貨でドル安が進んだ影響も受けて122.60円近辺まで小幅に値を下げました。NY市場では、ナイト・セッションの日経平均先物が大幅に下げ幅を拡大したことが重しとなり、一時121.80円近辺まで下落しました。またNYダウや原油相場が続落したほか、米10年債利回りが低下したことも嫌気され、急速にリスク回避の動きが強まったことで一時121円手前まで急落しました。引けにかけては、急落した反動で買戻しの動きが強まり、徐々に値を切り上げて前日比では1.577円低い121.384円で取引を終えました。

≪2015年12月09日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」 売り25% 買い75%
ユーロ・円  :「ベア」 売り62% 買い38%
英ポンド・円 :「ブル」 売り32% 買い68%
豪ドル・円  :「ブル」 売り15% 買い85%
NZドル・円  :「ブル」 売り18% 買い82%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り69% 買い31%

【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 四半期法人企業景気予測調査・大企業業況判断指数(BSI) 10-12月期
08:50 JPY 国内企業物価指数[前年同月比] 11月
08:50 JPY 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債) 前週分
08:50 JPY 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式) 前週分
09:30 AUD 新規雇用者数 11月
09:30 AUD 失業率 11月
15:30 FRF 非農業部門雇用者・改定値[前期比] 7-9月期
16:45 FRF 鉱工業生産指数[前月比] 10月
16:45 FRF 消費者物価指数(CPI)[前月比] 11月
18:30 GBP 貿易収支 10月
21:00 GBP イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
21:00 GBP 英中銀資産買取プログラム規模
21:00 GBP 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
22:30 CAD 四半期設備稼働率 7-9月期
22:30 CAD 新築住宅価格指数[前月比] 10月
22:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
22:30 USD 輸入物価指数[前月比] 11月
22:30 USD 輸出物価指数[前月比] 11月
03:30 GBP カーニー英中銀(BOE)総裁、発言
04:00 USD 月次財政収支 11月

今日のトレードポイント


ドル円は、米連邦準備理事会(FRB)の利上げを市場が織り込むなか、世界的株安・原油相場の暴落でリスク回避の動きが強まり上値の重たい展開が続いています。また10月の米卸売在庫高が市場予想の0.1%増に対して結果0.1%減となり、第4四半期国内総生産(GDP)が下押しする可能性を示唆しました。原油安が続いていることで、エネルギー関連株を中心に売りが強まったほか、中国の景気減速が改めて意識されたことも米株式相場の重荷となり、しばらくは株式市場の動向に警戒しつつ取引に臨みたいところです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円 121.00-123.00  ユーロ・円 132.00-135.00  ポンド・円 184.00-187.00

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