2015/11/12 トレイダーズ証券「みんなのFX」

 昨日のドル円は、東京市場では日経平均株価が下落して取引が始まったことで円買い・ドル売りが先行し一時123円割れとなりました。また中国株式市場の上海総合指数も軟調に推移したことで上値の重い展開が続きました。午後では、対ポンド中心にドル売りが強まった影響を受けて、一時122.75円近辺まで値を下げる場面がありました。なお売り一巡後は、徐々に値を戻し123円近辺まで持ち直しましたが、米国がベテランズデーで為替市場と債券市場が休場のため、方向感のでにくい展開が続きました。欧州市場では、欧州株や時間外のダウ先物が上昇したことを手掛かりにじわりとドル買い地合いとなりましたが、総じて上値の重い展開となりました。またドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の講演を控えて様子見ムードが強まりました。NY市場では、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁から追加緩和観測を高める発言が伝わらなかったため、対ユーロでドル買いが強まりました。そのためドル円は、ユーロドルの急落を受けて若干値を下げました。引けにかけてNYダウがマイナス圏になったたほか、新規材料不足でポジション調整の売りが先行し、前日比では0.342円安い122.837円で取引を終えました。

≪2015年11月11日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」 売り41% 買い59%
ユーロ・円  :「ブル」 売り34% 買い66%
英ポンド・円 :「スクエア」 売り50% 買い50%
豪ドル・円  :「ブル」 売り15% 買い85%
NZドル・円  :「ブル」 売り15% 買い85%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り51% 買い49%

【今日の主な経済指標】
09:30 AUD 新規雇用者数 10月
09:30 AUD 失業率 10月
16:00 DEM 消費者物価指数(CPI、改定値)[前月比] 10月
16:45 FRF 経常収支 9月
16:45 FRF 消費者物価指数(CPI)[前月比] 10月
19:00 EUR 鉱工業生産[前月比] 9月
22:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
23:30 USD イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長発言
04:00 USD 月次財政収支 10月


今日のトレードポイント


ドル円は、昨日米国のベテランズデーで為替市場と債券市場が休場となったため、一時的な利益確定やポジション調整のドル売りで上値の重たい展開が続いています。本日は、米国経済指標の新規失業保険申請件数やイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長発言を控えており、来月の利上げに対する前向きな内容があるか慎重に発言や指標結果の内容を確認したいところです。また中国経済を中心とした新興国経済の減速懸念や株価の動向をながめつつ、下がったところで押し目買いポイントも見極めて取引に臨みたいところです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円 122.00-123.50  ユーロ・円 131.00-133.00  ポンド・円 184.00-187.00

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