2015/10/14 トレイダーズ証券「みんなのFX」

 昨日のドル円は、東京市場で日経平均株価が一時160円超下落したことをながめリスク回避の円買いが先行し、じわりと値を下げました。その後もユーロ円や豪ドル円などクロス円の下落につれたドル売りも強まり119.80円近辺まで下げ幅を広げました。午後では、ドル円の下値が堅く下げ渋ると120円手前まで反発したものの、日経平均株価が200円超下落したことが重しとなり伸び悩みました。欧州市場では、9月英消費者物価指数(CPI)が予想を下回る弱い結果となったことを受けてポンド円が大幅下落したことにつれてドル円も値を下げました。また米金利低下に伴うドル売りも強まり一時119.60円近辺まで下落しました。NY市場では、ドル円が米10年債利回りの低下幅縮小を支えに値を少し戻したものの、戻りは鈍く119.80円近辺でもみ合いが続きました。ただ引けにかけては、米10年債利回りが再び低下したことで、ドル売りが優勢となり、前日比では0.298円安い119.712円で取引を終えました。

≪2015年10月13日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」 売り23% 買い77%
ユーロ・円  :「ベア」 売り73% 買い27%
英ポンド・円 :「ブル」 売り22% 買い58%
豪ドル・円  :「ブル」 売り27% 買い73%
NZドル・円  :「ブル」 売り22% 買い78%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り76% 買い24%

【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 国内企業物価指数[前月比] 9月
08:50 JPY マネーストックM2[前年同月比] 9月
15:45 FRF 消費者物価指数(CPI)[前月比] 9月
17:30 GBP 失業保険申請件数 9月
17:30 GBP 失業率 9月
18:00 EUR 鉱工業生産[前月比] 8月
20:00 USD MBA住宅ローン申請指数[前週比]
21:30 USD 卸売物価指数(PPI)[前月比] 9月
21:30 USD 小売売上高[前月比] 9月
23:00 USD 企業在庫[前月比] 8月
03:00 USD 米地区連銀経済報告(ベージュブック)


今日のトレードポイント


ドル円は、米セントルイス地区連銀のブラード総裁が一部報道機関に「十分な経済指標がそろわないため、10月の利上げは困難になる可能性がある」との見方を示しました。9月の連邦公開市場委員会(FOMC)での金利据え置き決定には反対との立場を示していただけに年内の米利上げについても不透明さが強まったかもしれません。ただ、市場では、ドル高、原油安などはおおむね織り込み済みとの見方もあるため下値も限定的となりそうです。本日は、米経済指標の小売売上高、企業在庫、米地区連銀経済報告(ベージュブック)を控えており、同時間帯での動意に注目したいところです。


[今日の予想レンジ]
ドル・円 119.60-120.70  ユーロ・円 135.00-138.00  ポンド・円 182.00-184.00

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