2015/8/6 トレイダーズ証券「みんなのFX」

 昨日のドル円は、東京市場で米国の早期利上げ期待が強まるなか、日経平均株価が底堅く推移したことで124.40円近辺までじわりと上昇しました。午後では、日経平均株価が一時200円超高となりドル円を下支えしました。欧州市場では、新規材料難のため124.40円近辺で小幅なレンジでのもみ合いが続きました。注目された7月ADP全米雇用報告が予想を下回る結果となると、一時124円割れ手前までドル売りが加速しました。売り一巡後は、米長期金利が上昇したことでドルの支援材料となり124.20円近辺まで持ち直しました。NY市場では、7月米ISM非製造業指数が60.3と市場予想の56.2を大幅に上回り、米長期金利が上昇幅を拡大したことで、日米金利差拡大を見越した買いが強まり一時125円台の高値をつけました。ただ、125円台では、ポジションの利益確定の売りが強まったほか、NYダウがマイナスとなるなど上値の重しとなり伸び悩みました。引けにかけては、米長期金利の上昇も一服したことでドル買い圧力が後退し、前日比では0.540円高い124.876円で取引を終えました。

≪2015年08月5日クローズ時点≫
ドル・円   :「ベア」 売り51% 買い49%
ユーロ・円  :「ベア」 売り62% 買い38%
英ポンド・円 :「ベア」 売り66% 買い34%
豪ドル・円  :「ブル」 売り22% 買い78%
NZドル・円  :「ブル」 売り12% 買い88%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り51% 買い49%

【今日の主な経済指標】
10:30 AUD 新規雇用者数 7月
10:30 AUD 失業率 7月
14:00 JPY 景気先行指数(CI)・速報値 6月
15:00 DEM 製造業新規受注[前月比] 6月
17:30 GBP 鉱工業生産指数[前月比] 6月
17:30 GBP 製造業生産指数[前月比] 6月
20:00 GBP イングランド銀行(BOE、英中央銀行)
20:00 GBP 英中銀資産買取プログラム規模
20:00 GBP 英中銀イングランド銀行、四半期ごとの物価報告(インフレリポート)
20:00 GBP 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
20:30 USD チャレンジャー人員削減数[前年比] 7月
20:45 GBP カーニー英中銀(BOE)総裁、発言
21:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分

今日のトレードポイント


ドル円は、昨日の米ISM非製造業総合指数が10年ぶりの高水準となったことで一時125円台をつけ、米国の年内利上げ期待が一段と高まっています。非製造業は、米国の経済活動の3分の2を占めるため、米ISM非製造業総合指数が米経済の底堅さを示すもので、次回9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げを後押しする材料となるかもしれません。ただ、一方でADP全米雇用報告は、市場予想を大きく下回る結果となったため、雇用ペースが緩やかになり、賃金上昇も失速するようなことであればドルの上値の重しとなるかもしれません。金曜日の米雇用統計の内容を確認するまでは、円安けん制への警戒感やポジション調整の利食いの売り等でもみ合いが続くかもしれません。


[今日の予想レンジ]
ドル・円 122.00-125.00  ユーロ・円 134.50-137.50  ポンド・円 192.00-196.00

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