2015/7/16 トレイダーズ証券「みんなのFX」

 昨日のドル円は、123.374円で取引を開始した後、東京市場において日通し安値となる123.264円まで下落しました。その後は中国の堅調な経済指標の結果を受け豪ドル円が上昇したことや日経平均株価が堅調な推移を見せたことで123.53円近辺まで上昇しましたが狭いレンジでの推移となりました。注目されていた黒田日銀総裁の発言ですが、市場への影響は軽微に終わりました。欧米市場では、取引当初123.50円を挟んだ値動きとなっていましたが、米10年債利回りの低下から123.40円付近まで値を下げました。本日発表された7月NY連銀製造業景況指数と6月米生産者物価指数などの経済指標が予想を上回る好結果となったことや、イエレンFRB議長の議会承認公聴会に先立ち公表された証言テキストの内容「景気が回復すれば年内利上げが適切」が材料視されドルが全面高になり、日通し高値となる123.969円まで上昇しました。買い一巡後は徐々に上げ幅を縮小し米長期金利が再び低下すると123.60円台まで伸び悩みました。前日比では0.425円高い123.804円で取引を終えました。
 
≪2015年07月15日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」 売り42% 買い58%
ユーロ・円  :「ブル」 売り47% 買い53%
英ポンド・円 :「ベア」 売り51% 買い49%
豪ドル・円  :「ブル」 売り12% 買い88%
NZドル・円  :「ブル」 売り12% 買い88%
ユーロ・ドル :「ブル」 売り48% 買い52%

【今日の主な経済指標】
07:45 NZD 四半期消費者物価(CPI)[前期比] 4-6月期
08:50 JPY 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式) 前週分
14:00 JPY 金融経済月報(基本的見解)
18:00 EUR 貿易収支 5月
18:00 EUR 消費者物価指数(HICP、改定値)[前年同月比] 6月
20:45 EUR 欧州中央銀行(ECB)政策金利グラフのマーク
21:30 EUR ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
21:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
23:00 USD NAHB住宅市場指数 7月
23:00 USD フィラデルフィア連銀製造業景気指数 7月
03:00 GBP カーニー英中銀(BOE)総裁、発言
03:30 USD イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
05:00 USD 対米証券投資(短期債除く) 5月

今日のトレードポイント


昨日のイエレンFRB議長の発言で早ければ9月にも利上げが行われるとの観測が強まったことや米経済指標の好結果を受けドルは上昇しました。イエレン発言では、労働市場も改善するとの認識や不安定な海外情勢が米景気回復に影響を及ぼすことは少ないだろうとの認識を示しました。この発言から、ギリシャのユーロ圏離脱リスクが一先ず低下している状況下において、本日発表される米経済指標が好調な結果となれば124円台を突破することに期待が持てます。本日は123円台半ばから後半ではドル買いのスタンスで臨みたいです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円 123.60-124.60  ユーロ・円 134.00-138.00  ポンド・円 190.00-196.50

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