2015/6/4 トレイダーズ証券「みんなのFX」

 昨日のドル円は、東京市場の午前において、日経平均株価が一時140円超安となったことをながめ124円を挟んで小幅に下げました。その後、日経平均株価が下げ幅を縮めるとドル円も124.20円近辺まで持ち直したものの、対豪ドル中心にドル売り圧力が高まり再び123円台まで下値を広げました。午後では、日経平均株価がさえない動きとなったほか、対ユーロでもドル売りが加速し124円を挟んで一進一退が続きました。欧州市場では、対ユーロでのドル売りが一服したことでドル買いが強まり、ドル円も124.20円近辺で推移しました。その後、原油安を背景にカナダドルに対してドル買いが急速に進んだほか、米ADP雇用統計がほぼ予想通りの結果となり、4月米貿易収支も赤字幅が縮小したことでドル円は124.60円近辺まで値を上げました。NY市場では、5月米ISM非製造業指数が予想より弱い結果となったことを受けドル円は124円手前まで失速しました。引けにかけては、米長期金利が上昇幅を拡大したことなどをながめ円売り・ドル買いが強まり、前日比では0.150円高い124.232円で取引を終えました。

≪2015年06月03日クローズ時点≫
ドル・円   :「ベア」 売り51% 買い49%
ユーロ・円  :「ベア」 売り68% 買い32%
英ポンド・円 :「ベア」 売り62% 買い38%
豪ドル・円  :「ブル」 売り25% 買い75%
NZドル・円  :「ブル」 売り10% 買い90%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り59% 買い41%

【今日の主な経済指標】
09:00 JPY 黒田東彦日銀総裁、発言
10:30 AUD 貿易収支 4月
10:30 AUD 小売売上高[前月比] 4月
20:00 GBP イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表グラフのマーク
20:00 GBP 英中銀資産買取プログラム規模
20:30 USD チャレンジャー人員削減数[前年比] 5月
21:30 USD 四半期非農業部門労働生産性・改定値[前期比] 1-3月期
21:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分


今日のトレードポイント


ドル円は、昨日の米貿易赤字が赤字幅を縮小したものの、米ISM非製造業景況指数が弱い結果となったことで一進一退が続いています。また注目された米地区連銀経済報告(ベージュブック)では、緩やかな成長を指摘しているものの、ドル高と原油安が経済の重しとなるとの内容もあり、反応は限定的となりました。ただエバンス米シカゴ連銀総裁が「現段階で利上げへのハードルは非常に高い」「米経済指標は3月FOMCの予測以降に鈍化している」と発言しており、今月の米利上げ期待は後退しているため金利上昇を期待したドル高は厳しそうです。本日は、明日金曜日の重要イベント米雇用統計を控えているほか、株式市場の高値警戒感の強まりから小幅なレンジ相場で、突発的なポジション調整等の下落に注意しつつ取引に臨みたいところです。



[今日の予想レンジ]
ドル・円 123.00-125.00  ユーロ・円 138.00-141.00  ポンド・円 188.00-191.00

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