2015/5/14 トレイダーズ証券「みんなのFX」

 昨日のドル円は、東京市場において、日経平均株価が一時130円超下落し、ドル売りが先行したことで相場の重しとなり119.70円近辺まで下押ししました。その後は、日経平均株価が一時プラス圏に回復したことで下値も限定的となりました。午後では、日経平均株価が一時100円超高と上昇幅を広げると徐々に値を切り上げたものの、120円手前で上値を抑えられると、119.80円近辺まで反落しました。欧州市場では、欧州株相場や日経平均先物が堅調に推移していることもあって下値は底堅く推移したものの、総じて方向感の乏しい展開が続きました。NY市場では、注目された4月米小売売上高が予想を下回る弱い結果となったほか、米10年債利回りの大幅低下とともにドル売りが加速し、119.20円近辺まで下げ足を速めました。また3月米企業在庫が予想を下回ったほか、NYダウが軟調に推移したことで全般ドル売りが強まり一時119円手前まで下げ幅を広げました。引けにかけては、米10年国債利回りがプラス圏に転じたことで、少し値を切り上げたものの戻りは鈍く、前日比では-0.746円安い119.152円で取引を終えました。

≪2015年05月13日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」 売り25% 買い75%
ユーロ・円  :「ベア」 売り68% 買い32%
英ポンド・円 :「ベア」 売り66% 買い34%
豪ドル・円  :「ブル」 売り38% 買い62%
NZドル・円  :「ブル」 売り12% 買い88%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り81% 買い19%

【今日の主な経済指標】

21:30 USD 卸売物価指数(PPI)[前月比] 4月
21:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
00:00 EUR ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言

今日のトレードポイント


ドル円は、4月米小売売上高や3月米企業在庫がともに予想を下回る弱い結果となったことを受けて、米10年国債利回りが低下し、日米金利差縮小を見越した売りが加速して119円手前まで下押ししました。その後、米10年国債利回りがプラスに浮上したものの、株式相場が軟調だったほか、米国経済の減速懸念の強まりからドル安・円高地合いとなっています。
本日は、米新規失業保険申請件数の指標が控えておりますが、そのほかに目立った指標もなく方向感の出にくいレンジ相場となりそうです。短期的には、ポジション調整の利食い売りや戻り売りによる下値を警戒して取引に臨みたいところです。


[今日の予想レンジ]
ドル・円 119.00-121.00  ユーロ・円 134.00-136.00  ポンド・円 185.00-189.00

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