2015/3/9 トレイダーズ証券「みんなのFX」

 先週金曜日のドル円は、東京市場において、日経平均株価が200円超高となり堅調に推移しました。その後、本邦輸出企業の仲値に向けて実需の売りもあり上値は限定的で120円を挟んでもみ合いとなりました。欧州市場では、東京市場での日本の株高の動きを引継ぎ堅調に推移しました。ただ、米雇用統計を控えて積極的な取引は続かず様子見ムードが強まり上値も伸び悩みました。NY市場では、注目された米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比29万5000人増と予想の前月比23万5000人増を上回ったほか、失業率が5.5%と予想の5.6%より強い内容となったことで米長期金利の急上昇とともに買い優勢となり120円前半から121円を急速に上抜けました。その後、米10年債利回りが上昇幅を拡大したことを受けて一段とドル買いが強まりましたが、NYダウがマイナス200ドル超となったほか、利益確定の売りに押され120円台へ押し戻されました。その後もNYダウがマイナス270ドル超と一段と下げ幅を広げたことで相場の重しとなり徐々に値を切り下げて、前日比で0.572円高い120.714円で取引を終えました。

≪2015年03月06日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」 売り49% 買い51%
ユーロ・円  :「ブル」 売り33% 買い67%
英ポンド・円 :「ブル」 売り28% 買い72%
豪ドル・円  :「ブル」 売り13% 買い87%
NZドル・円  :「ブル」 売り10% 買い90%
ユーロ・ドル :「ブル」 売り41% 買い59%

【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 国際収支・経常収支 1月
08:50 JPY 国際収支・貿易収支 1月
08:50 JPY 四半期実質国内総生産(GDP、改定値)[前期比] 10-12月期
08:50 JPY 四半期実質国内総生産(GDP、改定値)[年率換算] 10-12月期
14:00 JPY 景気ウオッチャー調査-現状判断DI 2月
16:00 DEM 貿易収支 1月
16:00 DEM 経常収支 1月
21:15 CAD 住宅着工件数 2月
23:00 USD 米労働市場情勢指数(LMCI) 2月

今日のトレードポイント


ドル円は、先週金曜日に年初来の高値121.276円をつけたあとは利益確定の売りやNYダウが利上げ警戒感から大幅な下落となったことで120円台後半まで失速しました。ただ米10年債利回りは上昇しており、今月のFOMCではフォワードガイダンスの「忍耐強く」の文言を削除するとの見方も強まっていることから、多少下がったところでは投資家の買い意欲が強く、ドルの下落余地は限定的となりそうです。一旦は120円の上値の重たさを感じたものの高値圏を維持している株式相場や金利上昇を下支えに、米国の早期利上げへの期待から円売り・ドル買いが一段と強まる展開となりそうです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円 117.00-121.00  ユーロ・円 129.00-133.00  ポンド・円 178.00-183.00

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