2014/12/12 トレイダーズ証券「みんなのFX」

 先週金曜日のドル円は、118.792円で取引を開始した後、前日の米国株や日経平均先物が上昇したことを受け本日の日本株の上昇を見越した円売りドル買いが先行し一時119.20円近辺まで値を上げました。買い一巡後は徐々に上値を切り下げる展開となり、市場では「14日の衆院選を前にポジション調整の売りなどが出やすい」との指摘もあり、一時118.50円まで値を下げる場面もありましたが、売り一巡後は下げ幅を縮小しました。欧米市場では取引当初、時間外の米10年債利回りが低下したことで、日米金利差縮小を見越した売りが先行。一部通信社が「日銀は原油安でも1月は追加金融緩和を見送る公算」「日銀内でさらなる追加緩和には慎重」と報じると、ナイトセッションの日経平均先物の下落を受け118.05円近辺まで下押しました。もっとも、株価が下げ渋り欧州通貨のクロス円が強含んだことで徐々に下値を切り上げる流れとなりました。12月米消費者態度指数(速報値)が93.8と市場予想平均の89.5程度を上回ったことが伝わると買いが加速しました。NYダウ平均が下げ幅を縮めたほか、日経平均先物が持ち直したことも買いを後押しし、一時119.08円近辺まで上昇しました。原油先物相場が大幅に下落すると、NYダウ平均や欧州株が大幅安となったうえ、米10年債利回りも急低下するなど投資家のリスク回避姿勢が強まり118.22円近辺まで失速しました。一方で株価の下落が一服すると、118.60円台まで再び下値を切り上げるなど方向感を欠き、前日比では0.102円高い118.734円で取引を終えました。

≪2014年12月12日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」 売り21% 買い79%
ユーロ・円  :「ベア」 売り67% 買い33%
英ポンド・円 :「ブル」 売り33% 買い67%
豪ドル・円  :「ブル」 売り15% 買い85%
NZドル・円  :「ブル」 売り34% 買い66%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り59% 買い41%

【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 日銀短観・四半期大企業製造業業況判断 10-12月期
08:50 JPY 日銀短観・四半期大企業製造業先行き 10-12月期
08:50 JPY 日銀短観・四半期大企業全産業設備投資[前年度比] 10-12月期
09:01 GBP ライトムーブ住宅価格[前月比] 12月
11:30 SGD 四半期失業率(確定値) 7-9月期
17:15 CHF 生産者輸入価格[前月比] 11月
22:30 USD ニューヨーク連銀製造業景気指数 12月
23:15 USD 鉱工業生産[前月比] 11月
23:15 USD 設備稼働率 11月
00:00 USD NAHB住宅市場指数 12月

今日のトレードポイント



先週のドル円は、原油価格の下落やギリシャ政局不安、米長期金利の急低下などを受けリスクオフの動きが強まりました。今週のドル円ですが、最大の焦点は米連邦公開市場委員会(FOMC)です。11月米雇用統計の結果が強い内容だったため、声明文から低金利維持に関する「considerable time(相当な期間)」との文言が削除されるのではとの見方が強まっています。削除された場合にはドル高の流れとなり、再び121円台を目指す展開に期待が持てます。そして、12月ニューヨーク連銀製造業景気指数、米11月消費者物価指数(CPI)などの米経済指標が強い結果となればドル買いに拍車を掛けるのではないでしょうか。その他ではイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演、黒田東彦日銀総裁による定例記者会見の内容に注視したいです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円 118.00-120.00  ユーロ・円 146.00-149.50  ポンド・円 184.50-189.00

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