2014/11/19 トレイダーズ証券「みんなのFX」

 昨日のドル円は、116.671円で取引を開始した後、東京市場では本邦輸出企業のドル売りなどでじり安基調となり116.42円近辺まで値を下げましたが、売りが一巡すると、116.60円前後での推移となりました。欧米市場では、NHKが「安倍首相は自民党臨時役員会で『1年半の消費増税先送り』と『衆院解散』の意向を表明した」と報じるとドル買いが強まり、19時過ぎには一時117.046円と2007年10月17日以来の高値を付けました。もっとも、その後は一転して売りが優勢となりました。安倍首相は記者会見で消費増税の1年半延期と衆院解散を発表し、補正予算編成と経済対策策定、景気条項の削除なども表明しましたが、記者会見後は材料出尽くしとなり116.38円近辺まで失速しました。10月米卸売物価指数(PPI)は市場予想を上回る結果となりましたが反応は限定的で、22時30分過ぎには116.33円前後まで下落しました。ただ、売り一巡後は米10年債利回りが低下幅を縮めたことやNYダウ平均が底堅く推移したこともから116.90円台まで再び買い戻されました。前日比では0.281円高い116.875円で取引を終えました。

≪2014年11月18日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」 売り42% 買い58%
ユーロ・円  :「ベア」 売り80% 買い20%
英ポンド・円 :「ブル」 売り45% 買い55%
豪ドル・円  :「ブル」 売り33% 買い67%
NZドル・円  :「ブル」 売り45% 買い55%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り69% 買い31%

【今日の主な経済指標】
13:30 JPY 全産業活動指数[前月比] 9月
14:00 JPY 景気一致指数(CI)・改定値 9月
15:30 JPY 黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
17:00 ZAR 消費者物価指数(CPI)[前年同月比] 10月
18:00 EUR 経常収支 9月
18:30 GBP 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
21:00 USD MBA住宅ローン申請指数[前週比]
22:30 USD 住宅着工件数[年率換算件数] 10月
22:30 USD 建設許可件数[年率換算件数] 10月
04:00 USD 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

今日のトレードポイント



景気拡大で来年には利上げが見込まれている米国に対して、景気低迷により金融緩和策を続ける日本とユーロ圏との政策の違いが鮮明になっているため、今後もドル高の流れが続くのではないでしょうか。また、昨日、NYダウは市場最高値を更新しているため株高を受けたドル買いの流れも予想されます。本日は黒田日銀総裁の定例記者会見と米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録要旨に注目が集まっております。発表前は様子見ムードが強まると予想されますが、発表直後の突発的な値動きに注意しポジション管理には注意したいです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円 116.00-118.00  ユーロ・円 145.00-148.00  ポンド・円 180.00-184.50

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