2014/10/10 トレイダーズ証券「みんなのFX」

 昨日のドル円は、東京市場の午前では、108.25円近辺と前日NY市場の終値より少し値を上げて推移しました。また日経平均株価が130円超高と堅調に推移したことも下支えとなりました。ただ、日経平均株価が伸び悩むと108円を一時割り込むまで売りが先行したのの、押し目買い意欲が強く下値も限られ一進一退の動きが続きました。午後では、日経平均株価が100円超安とマイナス圏に反転したことで、107.80円近辺まで下落幅を広げました。欧州市場では、米長期金利の低下幅拡大をながめ、日米金利差縮小を見越したドル売りが継続し107.60円近辺まで下げ足を速めました。売り一巡後は、108円手前まで買い戻されたものの上値が重く総じてドル売り地合いが続きました。NY市場では、前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったことが好感されたほか、米長期金利の低下が一服したことで107.80円近辺での推移となりました。ロンドンフィックスにかけては、米長期金利が上昇に転じたことをきっかけに全般ドルを買い戻す動きが強まり、108円台にのせました。ただ、NYダウが一時300ドル超の下落となったことでリスク回避姿勢を強めた円買いに押され上値は限定的となりました。引けにかけては、米国株安に伴ってクロス円が下落した影響を受け、前日比では0.300円低い107.828円で取引を終えました。

≪2014年10月9日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」 売り33% 買い67%
ユーロ・円  :「ブル」 売り38% 買い62%
英ポンド・円 :「ブル」 売り20% 買い80%
豪ドル・円  :「ブル」 売り12% 買い88%
NZドル・円  :「ブル」 売り 9% 買い91%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り54% 買い46%

【今日の主な経済指標】
09:30 AUD 新規雇用者数 9月
09:30 AUD 失業率 9月
15:00 DEM 貿易収支 8月
15:00 DEM 経常収支 8月
15:45 FRF 貿易収支 8月
17:00 EUR 欧州中央銀行(ECB)月報
20:00 GBP イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表グラフのマーク
20:00 GBP 英中銀資産買取プログラム規模
21:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
23:00 USD 卸売在庫[前月比] 8月
00:00 EUR ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言


今日のトレードポイント



ドル円は、昨日NYダウが330ドル超安となったほか、米長期金利もマイナスとなり株安・金利低下の流れから107円後半での軟調な展開が続いています。ただ、下値では値ごろ感からのドル買い意欲も強く下げ渋っています。先日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で「世界的な景気減速が米国の見通しへのリスク。ドル高と欧州の減速が米経済に影響の可能性」など慎重姿勢を示したことで、米国の早期利上げ観測が後退したことで米長期金利低下につながっています。今までの米国金利上昇期待を背景としたドル高地合いは一旦歯止めがかかっている状態なため、下値へ注意しつつ慎重なスタンスで取引に臨みたいところです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円 107.00-108.50  ユーロ・円 136.00-137.50  ポンド・円 173.00-174.50

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