吉田 恒
3円未満の値幅というドル/円の小動きが8月で終了すると、9月は5.75円へ値幅が大幅拡大となった<資料参照>。小動き一巡後は一転して大相場になるのはこれまでの経験則通りの結果だった。そして経験則通りなら、今月のドル/円値幅も4円前後の比較的大幅なものになりそうだ。


◆「異常な小動き」の終わり



 今回を除いて、ドル/円の3円未満の値幅の小動きが2か月以上続いたのは4回あった(2000年以降)。そんな小動きが一巡した翌々月の値幅平均は3.5-5.6円、平均4.5円だった。これを参考にすると、9月のドル/円値幅拡大はこの10月も続き、少なくとも4円前後の値幅になる可能性が高い見通しになる。

※<資料>はコチラ⇒http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=723937

「さよなら小動き」、ドル/円は10月も大相場の可能性
 それにしても、ドル/円の昨年の月間平均値幅は4.6円。記録的な小動きになった2012年でも月間平均値幅は3円だった。要するに、ドル/円は1か月で3-4円の値幅になるのが普通。その意味では、8月まで7か月続いた1-2円程度の値幅が「異常」だった。

 そんな「異常な小動き」が一巡し、正常に戻ったということなら、今月のドル/円も4円前後の値幅になるのは当然だろう。ただ7か月も続いた小動きからすると、頭を切り替えが迫られるのではないか。(了)

◆10月の会場及びWEBセミナーのご案内
10月18日=「為替の学校」M2JFXアカデミア・名古屋1デー
10月21日=月例WEBセミナー「マーケット先読みLive!」
http://www.m2j.co.jp/seminar/

【吉田 恒氏】
1985年、立教大学文学部卒業後、(株)自由経済社(現・(株)T&Cフィナンシャルリサーチ)に入社。同社の代表取締役社長などを経て、2011年7月から、米国を本拠とするグローバル投資のリサーチャーズ・チーム、「マーケットエディターズ」の日本代表に就任。国際金融アナリストとして、執筆・講演などを精力的に行っている。また「M2JFXアカデミア」の学長も務めている。
2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊など大相場予測をことごとく的中させ話題に。「わかりやすい、役立つ」として、高い顧客支持を有する。
著書に『FX7つの成功法則』(ダイヤモンド社)など

●ツイッター http://mobile.twitter.com/yoshida_hisashi
●毎週動画 http://www.m2j.co.jp/fx_channel/
●FXの学校「アカデミア」 https://www.m2j.co.jp/mp/my_fxacademia/