2014/9/11 トレイダーズ証券「みんなのFX」

昨日のドル円は、106.816円で取引を開始した後、米長期金利の低下を横目に、市場では「本邦輸出勢の売りが散見された」との声もあり、106.64円近辺まで下落しました。ただ、下値は限定的となり、徐々に値を切り上げる展開となりました。黒田東彦日銀総裁が「物価目標の達成が困難なら躊躇なく追加緩和」などの見解を示したことも相場を支え、107.03円近辺まで上昇し2008年9月22日以来の高値を更新しました。もっとも、107円台では上値は重く106.80円台まで伸び悩むこととなりました。欧米市場では、時間外の米10年債利回りが低下幅を縮小したことを受けドル買いが先行し一時107.15円付近まで値を上げましたが、買いが一巡すると利食い売りに押される展開となりました。前週分の米新規失業保険申請件数が31万5000件と市場予想より弱い結果となったことも重しとなり、106.64円近辺まで下押しました。ただ、黒田東彦日銀総裁が経済番組で「今の円安が日本経済にマイナスになるということはない」「日本経済はまだ大幅な金融緩和が続く」「追加緩和策の限界はない」などと発言したことで買いが強まり、23時30分前には一時107.19円近辺まで上昇し2008年9月22日以来の高値を付けました。もっとも、同総裁が「今の時点では追加緩和が必要だとは思わない」と述べると失速し、さらにダウ平均が80ドル超下げたことも売りにつながり106.68円付近まで値を下げました。引けにかけてはダウ平均が下げ幅を縮めたうえ、米10年債利回りが上昇に転じたこともあり再び107円台を回復、前日比では0.263円高い107.113円で取引を終えました。

≪2014年9月11日クローズ時点≫
ドル・円   :「ベア」 売り58% 買い42%
ユーロ・円  :「ベア」 売り53% 買い47%
英ポンド・円 :「ベア」 売り59% 買い41%
豪ドル・円  :「ブル」 売り19% 買い81%
NZドル・円  :「ブル」 売り16% 買い84%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り55% 買い45%

【今日の主な経済指標】
13:30 JPY 鉱工業生産・確報値[前月比] 7月
15:00 DEM 卸売物価指数(WPI)[前月比] 8月
15:05 JPY 黒田東彦日銀総裁、発言
15:45 FRF 経常収支 7月
18:00 EUR 鉱工業生産[前月比] 7月
21:30 USD 小売売上高[前月比] 8月
21:30 USD 輸入物価指数[前月比] 8月
21:30 USD 輸出物価指数[前月比] 8月
22:55 USD ミシガン大学消費者態度指数・速報値 9月
23:00 USD 企業在庫[前月比] 7月

今日のトレードポイント



11日のドル円は107円台を回復して取引を終了するなど今週のドル円は堅調な上昇を見せています。ドル買いの地合いは継続していることを考えると素直に106円台後半ではドル買いのスタンスで良いのではないでしょうか。ただ、本日は週末ということもありポジション調整が入るかもしれません。

[今日の予想レンジ]
ドル・円 106.50-107.50  ユーロ・円 137.00-140.00  ポンド・円 172.50-176.50

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