FXはスマホだけで勝てる! それを体現するごろ寝トレーダーのシンプルな方法論、早速マネしてみよう。


◆チャートも発注も全部スマホだけ!



田畑昇人氏
「FXを始めたのは大学3年のころ。50万円が8か月で1000万円になりました。今も毎日、トレードしています。取引枚数? 1トレード200枚が基本です」

 そう話すのは弱冠25歳のFXトレーダーの田畑昇人氏。200枚といえば200万ドル。約2億円もの金額を日々動かしているのだ。

「でも、普段はベッドでゴロゴロしながらスマホを見てるだけ。チャートを見るのも、発注するのもすべてスマホです。一日のトレードプランを立てたら、あとは待つだけなので、本を読んだり、ギターを弾いたりしながらチャートをチラ見しています」

 田畑氏は写真の通り、かなりのイケメン。そして若い。とても日々億単位のトレードを繰り返しているようには見えないが、トレード術は本格派だ。

「最初はバイトして貯めた20万円で始めたのですが1か月でゼロになり、それから3か月は為替市場を徹底的に研究しました。為替市場って曜日、時間帯によってクセがあるんです。それを利用するとトレードが効率的にできるようになるんです。例えば、木曜日の朝6時って米ドル/円が上がりやすいんです。なぜだか、わかりますか?」

 さっぱりわかりません……。

「木曜日の朝は土日の分も含めた3日分のスワップがつきます。スワップがつくのは朝6時(冬時間7時)なので、その直前に外貨を買って通常の3倍のスワップを稼ごうとする人が多く、米ドル/円が上がりやすいんです」

 この動きを利用して小銭を稼ぐこともできるけど、田畑氏が利用するのはもっと汎用的な情報だ。

「為替市場の中心となる投機筋がどんな取引をしているのか、その手の内がわかる情報があるんです。為替市場では需要と供給が大切です。需要=買いが多ければ上がるし、供給=売りが多ければ下がります。ところが、株と違って為替では単一の市場がないので、需給の情報を正確に知ることはできません。それを知る唯一の手掛かりがオアンダというFX会社のオーダー情報なんです」

 世界のFXトレーダーが利用するカナダ拠点の大手FX会社がオアンダだ。この会社では、利用者がいくらのレートにどんな注文を入れているのか、情報を公開してくれている。それがオーダー情報だ。オアンダは日本法人もあり、ホームページを開けば誰でも無料でオーダー情報を見られる。して、その見方とは?

「今、1ドル=103円だとして、104円に売りの指値注文がたくさん集まっていれば、104円まで上がっても大量の売り需要が発生しますから、104円を超えて上昇するのは難しいと判断できます。ということは、104円付近まで上がったら売ればいいですよね。でも、もっと役立つのが逆指値注文の多く集まったポイントなんです」

 逆指値は「今よりも高いレートで買いたい・今よりも安いレートで売りたい」ときに使う注文方法。主に損切りに使われる。

「1ドル=103円のとき、売りの逆指値が102円に多く集まっていたとします。損切りの逆指値が多く集まったポイントは同じようにオーダー情報を見ている投機筋がターゲットにすることも多く、指値よりもさらに強い節目になりやすいんです」

 オアンダのオーダー情報は下図のように棒グラフで示される。この図を見た時点のレートは101円56銭。濃い線が逆指値、淡い線が指値の量だ。指値なら1.5%、逆指値なら1%を超えているようなら注文量が多めと判断するのが田畑氏の見方だ。

下グラフの場合だと101円のところに買いの指値が集まっています。売り手の損切りが大量に集まっていて、もしも101円まで落ちてきても、大量の買い注文が発動して反転上昇する可能性が高い」

⇒【グラフ】はコチラ http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=700827

オーダー情報
つまり、101円まで落ちてきたら買い、ということになる。

「この場合は落ちてきたところでの買いなので、逆張りのトレードですよね。ボクの場合、逆張りするのは14~15時、20~21時、24~28時だけと決めているので、その時間になるのをゴロゴロしながら待ちます」

⇒【後編】に続く http://yenspa.jp/31824.html

【田畑昇人氏】
東京大学大学院に在学中のFXトレーダー。2011年に始めたFXでは50万円を8か月で1000万円に増やす。現在は高校生への金融教育に注力

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