2014/8/15 トレイダーズ証券「みんなのFX」

 昨日のドル円は、東京市場では米長期金利の上昇や日経平均株価が110円超高となったことを受け102.65円近辺まで値を上げました。買い一巡後は、取引材料難から上値は限定的となりました。欧州市場では、株価の堅調に推移したことや時間外の米10年債利回りの上昇からドル買い地合いとなったものの、方向感のないもみ合いが続きました。その後、米長期金利が徐々に低下し102.40円近辺まで下押ししました。また前週分の米新規失業保険申請件数が31万1000件と予想より弱い結果となったことで円買い・ドル売りが先行し一時102.30円近辺まで下落しました。NY市場では、米国の雇用指標を受けて売りが先行しましたが、米10年債利回りが低下幅を縮めたことも支えとなり下げ渋りました。引けにかけては、新規材料難から方向感の乏しい展開が続き、前日比では0.016円高い102.447円で取引を終えました。

≪2014年8月14日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」 売り32% 買い68%
ユーロ・円  :「ブル」 売り49% 買い51%
英ポンド・円 :「ブル」 売り22% 買い78%
豪ドル・円  :「ブル」 売り17% 買い83%
NZドル・円  :「ブル」 売り18% 買い82%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り54% 買い46%

【今日の主な経済指標】
17:30 GBP 四半期国内総生産(GDP、改定値)[前期比] 4-6月期
17:30 GBP 四半期国内総生産(GDP、改定値)[前年同期比] 4-6月期
21:30 USD ニューヨーク連銀製造業景気指数 8月
21:30 USD 卸売物価指数(PPI)[前月比] 7月
21:30 USD 卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)[前月比] 7月
22:00 USD 対米証券投資(短期債除く) 6月
22:15 USD 鉱工業生産[前月比] 7月
22:15 USD 設備稼働率 7月
22:55 USD ミシガン大学消費者態度指数・速報値 8月

- 今日のトレードポイント -

ドル円は、米小売売上高や新規失業保険申請件数など予想より弱い結果となったことで、早期利上げ観測が後退し、NYダウが堅調に推移して取引を終えています。それに伴い本日も日経平均が続伸する可能性があるほか、地政学リスクも小康状態となっていることから基本的には、ドル買い地合いとなりそうです。
ただ、最近のユーロ圏の景況感が悪化し、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測が高まっています。対ユーロでドル買いが加速し、ユーロ円の下落につられてドル円の上値の重しとなる可能性もあるためユーロの下落リスクに注意しつつ取引に臨みたいところです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円 101.50-102.60  ユーロ・円 135.00-138.50  ポンド・円 170.00-173.50

今日のトレードポイント



昨日は、日本がお盆休みで動意に乏しく、米国の重要指標の発表もなかったことから、全体的に狭いレンジ相場となりました。
本日は、英雇用統計や英中央銀(BOE)インフレリポートなど英重要イベントがあるほか、米では小売売上高の経済指標が控えています。米国景気は順調に回復しているとの見方が強く、米国の早期利上げ観測から短期的には買い戻しが入りやすい地合かもしれません。なお米国によるイラク軍事介入も限定的な空爆にとどまるとの見方から下値は限定的となっておりますが、10年債利回りは2.40%台と年初来最低を推移しており、株安連鎖と米国金利低下を背景にドル円の上値は重いため、下値に警戒しつつ取引に臨みたいところです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円 101.50-102.60  ユーロ・円 135.00-138.50  ポンド・円 170.00-173.50


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