2014/7/31 トレイダーズ証券「みんなのFX」

 昨日のドル円は、東京市場の午前は前日のNY市場の流れを引き継いだ展開でしたが、日経平均株価が失速したことで102円割れ手前まで押し戻されました。午後になっても米国内総生産(GDP)や米連邦公開市場委員会(FOMC)など米重要イベントを前に積極的な相場展開とならず狭いレンジでのもみ合いが続きました。欧州市場では、欧州株や時間外のダウ先物が底堅く推移したものの、重要イベントに対しての様子見ムードから小幅な上昇となりました。注目された4-6月期の米国内総生産(GDP)速報値は、前期比年率4.0%増と市場予想を上回った強い結果となったほか、前回値も上方修正されたことで一時102.50円近辺まで急上昇しました。NY市場では、NYダウがマイナスに転じたことを嫌気して伸び悩みましたが、米10年債利回りが上昇幅を広げたことで、日米金利差拡大を見越した買いが強まり102.87円近辺まで上昇し、5月2日以来の高値を更新しました。注目されていた米連邦公開市場委員会(FOMC)は、「失業率は一段と低下しており、労働市場の状況は改善した」との声明発表があったほか、ゼロ金利は維持するものの量的緩和縮小継続はしていくとのことから、一時103.10近辺の高値を付けました。ただ、買い一巡後は引けにかけて米10年債利回りの上昇幅縮小とともに利益確定の売りが優勢となり値を少し戻して、前日比では0.669円高い102.793円で取引を終えました。

≪2014年7月30日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」 売り41% 買い59%
ユーロ・円  :「ブル」 売り44% 買い56%
英ポンド・円 :「ベア」 売り59% 買い41%
豪ドル・円  :「ブル」 売り23% 買い77%
NZドル・円  :「ブル」 売り13% 買い87%
ユーロ・ドル :「ブル」 売り47% 買い53%

【今日の主な経済指標】
10:30 AUD 四半期輸入物価指数 [前期比] 4-6月期
10:30 AUD 住宅建設許可件数 [前月比] 6月
10:30 JPY 毎月勤労統計調査-現金給与総額[前年同月比] 6月
11:00 SGD 四半期失業率(速報値) 4-6月期
14:00 JPY 新設住宅着工戸数[前年同月比] 6月
15:00 GBP ネーションワイド住宅価格[前月比] 7月
15:00 DEM 小売売上高指数[前月比] 6月
15:00 DEM 小売売上高指数[前年同月比] 6月
15:45 FRF 卸売物価指数(PPI)[前月比] 6月
15:45 FRF 消費支出[前月比] 6月
16:55 DEM 失業者数[前月比] 7月
16:55 DEM 失業率 7月
18:00 EUR 失業率 6月
18:00 EUR 消費者物価指数(HICP、速報値)[前年同月比] 7月
18:30 ZAR 卸売物価指数(PPI)[前月比] 6月
18:30 ZAR 卸売物価指数(PPI)[前年同月比] 6月
19:00 JPY 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
20:30 USD チャレンジャー人員削減数[前年比] 7月
21:00 ZAR 貿易収支 6月
21:30 CAD 月次国内総生産(GDP)[前月比] 5月
21:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
22:45 USD シカゴ購買部協会景気指数 7月


今日のトレードポイント



本日は、昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)や米国内総生産(GDP)で米国の景気堅調や早期利上げ観測の強まりからドル買い優勢となりその流れを引き継いだ展開となりそうです。ただ月末ということもあり、実需のドル買いから仲値にかけては上値での値動きがあるかもしれませんが、明日の米雇用統計の重要イベントを控え全体的には様子見ムードとなりそうです。米連邦公開市場委員会(FOMC)は、「失業率は一段と低下しており、労働市場の状況は改善した」との声明発表をしておりますが、本日の米新規失業保険申請件数も予想より強い結果となるか同時間帯での動向に注目したいところです。



[今日の予想レンジ]
ドル・円 102.00-103.50  ユーロ・円 136.50-138.50  ポンド・円 173.00-174.50

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