2014/7/10 トレイダーズ証券「みんなのFX」

 昨日のドル円は、101.559円で取引を開始した後、日経平均株価が軟調に推移するなか、一時本日の安値である101.450円まで値を下げましたが、その後は日経平均株価の下げ幅が縮小するのを眺めながら持ち直し、101.61円を挟んだ値動きとなりました。発表された中国6月消費者物価指数や同生産者物価指数はともに市場予想をわずかに下回りましたが、想定の範囲内とされほとんど材料視されませんでした。欧州市場では、ロンドン早朝の対主要通貨でのドル売りが後退しているうえ、伸び悩んでいた米長期金利が上昇したことを背景に日米金利差拡大を見越したドル買いが入り101.71円近辺まで上値を伸ばしました。その後は米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を前に積極的な取引は控えられ方向感に欠ける展開となりました。NY市場に入ると、101.70円を挟んだ値動きが継続するなか、発表されたFOMC議事要旨で「FOMCは出口戦略の手段について議論を継続」「見通しが維持されれば、量的緩和は10月に150億ドル縮小して終了する」などが明らかになると、米長期金利が再び上昇し、本日の高値101.909円まで一気に上昇しました。しかし、議事要旨では「出口戦略についての議論は速やかな実施を意味するものではない」とも言及されていたことから、米長期金利が急ピッチで上昇幅を縮小し低下に転じたため101.54円付近まで下落しました。引けに掛けては、米長期金利の低下が一服したことで101.60円台までやや下げ渋り、前日比では0.068円安い101.638円で取引を終えました。

≪2014年7月9日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」 売り17% 買い83%
ユーロ・円  :「ブル」 売り42% 買い58%
英ポンド・円 :「ベア」 売り51% 買い49%
豪ドル・円  :「ブル」 売り23% 買い77%
NZドル・円  :「ベア」 売り66% 買い34%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り67% 買い33%

【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 国内企業物価指数[前月比] 6月
08:50 JPY 国内企業物価指数[前年同月比] 6月
08:50 JPY 第三次産業活動指数[前月比] 5月
08:50 JPY 機械受注[前月比] 5月
08:50 JPY 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債) 前週分
10:30 AUD 失業率 6月
14:00 JPY 消費者態度指数・一般世帯 6月
17:00 EUR 欧州中央銀行(ECB)月報
20:00 GBP イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
20:00 GBP 英中銀資産買取プログラム規模
21:30 CAD 新築住宅価格指数[前月比] 5月
21:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
23:00 USD 卸売在庫[前月比] 5月

今日のトレードポイント



市場の注目は、15・16日に予定されているイエレン議長の半期議会証言や月末のFOMCの発表などに集まっていることや、本日発表の米新規失業保険申請件数(前週分)や5月米卸売在庫(前月比)はまちまちの結果が予想されていることから、101円台半ばから後半での推移が予想されます。101円半ばでは買い、102円目前では売りのスタンスで臨みたいです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円 101.20-102.00  ユーロ・円 136.50-140.00  ポンド・円 172.50-176.00

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