2014/7/3 トレイダーズ証券「みんなのFX」

昨日のドル円は、日経平均株価の流れに沿う展開となりました。東京市場午前の取引において日経平均株価が上昇するとドル円は101.65円前後まで値を上げました。午後に入り日経平均株価の上昇が一服すると、ドル円も上値が重くなり101.60円を挟んだ値動きとなりました。欧州市場では、ナイトセッションの日経平均先物が弱含んだことや米10年債利回りの低下を受け、本日の安値101.415まで下押しました。その後は、6月米ADP雇用統計の発表を控えていることもあり様子見ムードが強く方向感に欠ける展開となりました。NY市場に入ると、米10年債利回りの上昇を受け日米金利差拡大を見越したドル買い優勢となりました。また注目されていた6月米ADP全国雇用統計が28.1万人と市場予想を大幅に上回り、増加幅は2012年11月以来の高水準を記録する強い結果となったことを受け、発表後には米10年債利回りが6月25日以来の2.60%台に上昇しました。その後も10年債利回りが上昇幅を広げ、日米金利差拡大を見越したドル買いの流れから101.843円と本日の高値を付けました。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が「金利は安全確保の主要手段であってはならない」「安全性への懸念から金利政策を変更すべきではない」などと述べましたが、市場への影響はあまり見られず高値圏での推移は継続し、前日比では0.225円安い101.776円で取引を終えました。

≪2014年7月2日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」 売り22% 買い78%
ユーロ・円  :「ブル」 売り46% 買い54%
英ポンド・円 :「ベア」 売り78% 買い22%
豪ドル・円  :「ブル」 売り28% 買い72%
NZドル・円  :「ベア」 売り62% 買い38%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り64% 買い36%

【今日の主な経済指標】
10:30 AUD 小売売上高[前月比] 5月
16:55 DEM サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 6月
17:00 EUR サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 6月
17:30 GBP サービス部門購買担当者景気指数(PMI) 6月
18:00 EUR 小売売上高[前年同月比] 5月
20:30 USD チャレンジャー人員削減数[前年比] 6月
20:45 EUR 欧州中央銀行(ECB)政策金利
21:30 EUR ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
21:30 USD 貿易収支 5月
21:30 USD 非農業部門雇用者数変化[前月比] 6月
21:30 USD 失業率 6月
21:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
23:00 USD ISM非製造業景況指数(総合) 6月

今日のトレードポイント



2日に発表された6月米ADP雇用統計が市場予想を上回る結果となったことから米景気への先行き期待感が強まり、本日発表される6月米雇用統計への結果に注目が集まっています。同指標が市場予想を上回る好結果となれば、株高連鎖と米国債利回りの上昇を背景にドル高・円安基調の流れからドル円は102円台を試す展開が予想されます。ただ、イラク情勢の緊張感が高まりを見せた場合には、安全資産としての円が買われドルが売られる展開は視野に入れておきたいです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円 101.40-102.20  ユーロ・円 137.00-141.50  ポンド・円 172.50-176.50

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