吉田 恒
 今年に入ってから崩れたドル/円と日経平均の相関関係が、昨年までの状況に戻ってきた<資料参照>。相関関係が崩れたのは、日経平均の下落に、ドル安・円高が追随しなかったためだが、最近にかけて、日経平均が反発したことで、元の相関関係に戻った形となっている。


◆ドル/円を決めるのは日本株か、それとも米株か



 この相関関係がこの先も続くなら、日経平均が1万6千円に向かうのはドル高・円安が105円に向かうこととなり、逆に日経平均が1万4千円に向かうならドル安・円高が100円を大きく割り込む見通しになる。

 今年に入り、ドル/円と日経平均の相関関係が一時大きく崩れたのは、日経平均は一段安になったものの、一方で米株高傾向が続いた影響があったと考えられた。ドル/円が日経平均の下落に追随しなかったのは、米株高に連動した結果と考えられたわけだ。その意味では、今後のドル円の行方は、日本株以上に、米株の行方もカギを握る可能性がある。(了)

※<資料>はコチラ⇒http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=669690

ドル円と日経平均の「双子関係」が復活

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【吉田 恒氏】
1985年、立教大学文学部卒業後、(株)自由経済社(現・(株)T&Cフィナンシャルリサーチ)に入社。同社の代表取締役社長などを経て、2011年7月から、米国を本拠とするグローバル投資のリサーチャーズ・チーム、「マーケットエディターズ」の日本代表に就任。国際金融アナリストとして、執筆・講演などを精力的に行っている。また「M2JFXアカデミア」の学長も務めている。
2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊など大相場予測をことごとく的中させ話題に。「わかりやすい、役立つ」として、高い顧客支持を有する。
著書に『FX7つの成功法則』(ダイヤモンド社)など

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