吉田 恒 投資をやっている人は誰でも、相場がこの先こう動くことを示した「近未来チャート」があったらと思うことがあるだろう。これからご紹介するのは、ユーロがこの先、対円、米ドルでこう動く可能性を示しているものとして注目したい「近未来チャート」だ。


◆ユーロ安は2年前のユーロ高の「逆コース」なのか!?



 ユーロ安が再燃してきた。そしてそんなユーロ安の動きは、過去の似た値動き、具体的には2年前のユーロ高の始まりと方向を反対にした値動きに戻ってきたように見える<資料12参照>。

※<資料1>はコチラ⇒http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=659716

ユーロはこの先こう動く!?話題の「近未来チャート」か 資料1

※<資料2>はコチラ⇒http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=659719

ユーロはこの先こう動く!?話題の「近未来チャート」か 資料2
 さて、この似た値動きがこの先も続くなら、5月初めから40営業日に近づくなかで、つまりこれから一か月内外で、ユーロ/円は135円へ、そしてユーロ/ドルは1.30ドルへユーロ一段安に向かう見通しになるが、果たしてどうか。

 2年前から始まったユーロ高は、ユーロ下がり過ぎの修正、別な言い方をすると「ユーロ安バブル破裂」の可能性があった。そして今回のユーロ安は、行き過ぎたユーロ高の修正、別な言い方をすると「ユーロ高バブル破裂」の可能性がある。

 「バブル破裂」という大相場は値動きが似ることが少なくない。そうであれば、今回のユーロ安が、2年前のユーロ高の始まりと似た値動きになっているのは辻褄が合うもので、しばらくその似た値動きは続く可能性があるだろう。(了)

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【吉田 恒氏】
1985年、立教大学文学部卒業後、(株)自由経済社(現・(株)T&Cフィナンシャルリサーチ)に入社。同社の代表取締役社長などを経て、2011年7月から、米国を本拠とするグローバル投資のリサーチャーズ・チーム、「マーケットエディターズ」の日本代表に就任。国際金融アナリストとして、執筆・講演などを精力的に行っている。また「M2JFXアカデミア」の学長も務めている。
2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊など大相場予測をことごとく的中させ話題に。「わかりやすい、役立つ」として、高い顧客支持を有する。
著書に『FX7つの成功法則』(ダイヤモンド社)など

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