2014/6/2 トレイダーズ証券「みんなのFX」

先週金曜日のドル円は、東京市場午前においては週末、月末のポジション調整が円買い方向で進む展開となりました。発表された、本邦4月全国消費者物価指数(CPI)が前年同月比+3.2%となり市場予想の+3.1%以上を確保する結果に、発表当初の相場の反応は限定的だったものの、当局者から2%物価目標の安定確保に着実に向かっていることをうかがわせる発言が相次ぎ、追加緩和の可能性を後退させる内容との解釈が市場に織り込まれ、101.52円近辺まで下落しました。午後は、日経平均株価が14,600円台を回復させて推移し、時間外の米長期金利は前日の米市場からの上昇地合いを一服させ、2.47%付近で動きを落ち着かせたことからドル円は101.50円近辺を底値に下げ止まり、円買い一巡後は徐々に上昇する値動きとなりました。欧州市場では、値動きの手掛かりとなりそうな経済指標の発表はなく、101.60円近辺でもみ合いとなりました。NY市場に入り、発表された米経済指標は強弱まちまちな結果で相場の反応は限定的でした。米4月個人所得は+0.3%、同PCEコア・デフレーターは+0.2%でともに市場予想とおりの結果となったものの、同個人消費支出は予想に反して-0.1%となりました。また、5月シカゴ購買部協会景気指数は予想を上回る65.5で良好な結果となりましたが、5月のミシガン大学消費者態度指数・確報値は市場予想を下回る81.9となり、速報値からわずかに上方修正されました。ドル円は、101.85円近辺まで上値を伸ばしたあと、直後に101.75円近辺まで下落、その後は101.75円近辺を挟んだ高値圏での横ばい推移となり、前日比では0.011円高い101.787円で取引を終えました。

≪2014年5月30日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り20% 買い80%
ユーロ・円  :「ブル」売り41% 買い59%
英ポンド・円 :「ブル」売り41% 買い59%
豪ドル・円  :「ブル」売り21% 買い79%
NZドル・円  :「ブル」売り20% 買い80%
ユーロ・ドル :「ブル」売り47% 買い53%

【今日の主な経済指標】
10:30 AUD 住宅建設許可件数 [前月比] 4月
16:30 CHF SVME購買部協会景気指数 5月
16:50 FRF 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 5月
16:55 DEM 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 5月
17:00 EUR 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 5月
17:30 GBP 消費者信用残高 4月
17:30 GBP マネーサプライM4[前月比] 4月
17:30 GBP マネーサプライM4[前年同月比] 4月
17:30 GBP 製造業購買担当者景気指数(PMI) 5月
21:00 DEM 消費者物価指数(CPI、速報値)[前月比] 5月
23:00 USD ISM製造業景況指数 5月
23:00 USD 建設支出[前月比] 4月


今日のトレードポイント


今週のドル円は、堅調な株価に下値を支えられながらも、決め手となる材料が出てくるまではレンジ相場で方向感に欠ける値動きとなることが予想されます。決め手となる材料はやはり米国の各経済指標になりますが、市場の注目はすでに6日(金)に発表される米5月雇用統計へ向かっている可能性があります。このためISM製造業景況指数(5月)、製造業新規受注(4月)、ADP雇用統計(5月)、米地区連銀経済報告(ベージュブック)などに関しては、動意に欠ける展開が予想されますが、各指標発表時での値動きや方向感には注意しておきたいところです。ストップを置く適切な水準を見極め、下値リスクに警戒しながら取引に臨みたいです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円 101.00-102.50  ユーロ・円 138.00-140.00  ポンド・円 169.50-172.50


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