2014/5/16 トレイダーズ証券「みんなのFX」

昨日のドル円は、101.879円で取引を開始した後、日経平均株価の下落からリスク回避のドル売りが先行し101.66円近辺まで下押しました。日経平均株価が下げ渋ったことを手掛かりに一時101.90円近辺まで上昇する場面も見られましたが、その後は方向感に欠ける展開となり101円台後半での推移となりました。欧州市場では、時間外の米10年債利回りが上昇したことやユーロ中心にドルが買い戻された流れを受けて一時102.12円と日中の高値を付けましたが、米10年債利回りが下げに転じたことやユーロの売りにつられて101円台後半での値動きとなりました。NY市場では、米新規失業保険申請件数や5月NY連銀製造業景気指数、4月米消費者物価指数(CPI)コア指数などが軒並み市場予想を上回ったことで再び102円台を回復する場面も見られました。しかし、米10年債利回りが急低下すると、日米金利差縮小を意識したドル売りに押される展開となったほか、NYダウが210ドル超下げとなったことで3月19日以来の安値水準となる101.31円付近まで下げ幅を拡大しました。米長期金利の低下が一服すると101.60円付近まで買い戻される場面も見られましたが戻りは限定的となり、前日比では0.324円安い101.565円で取引を終えました。

≪2014年5月15日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り14% 買い86%
ユーロ・円  :「ブル」売り33% 買い67%
英ポンド・円 :「ブル」売り29% 買い71%
豪ドル・円  :「ブル」売り20% 買い80%
NZドル・円  :「ブル」売り31% 買い69%
ユーロ・ドル :「ブル」売り34% 買い66%

【今日の主な経済指標】
13:30 JPY 鉱工業生産・確報値[前月比] 3月
17:30 HKD 四半期域内総生産(GDP)[前期比] 1-3月期
17:30 HKD 四半期域内総生産(GDP)[前年比] 1-3月期
18:00 EUR 貿易収支 3月
21:30 USD 住宅着工件数[年率換算件数] 4月
21:30 USD 住宅着工件数[前月比] 4月
21:30 USD 建設許可件数[年率換算件数] 4月
21:30 USD 建設許可件数[前月比] 4月
22:55 USD ミシガン大学消費者態度指数・速報値 5月

今日のトレードポイント


東京市場では、15日のNYダウが160ドル以上下落していることから日経平均株価の下落が予想されドル売り地合いとなりそうです。NY市場では、米4月住宅着工件数や米4月建設許可件数、米5月ミシガン大学消費者態度指数(速報値)などの経済指標が発表されます。住宅着工件数は、記録的な寒波で落ち込んだ分を取り戻すことが予想され、建設許可件数やミシガン大学消費者態度指数(84.5)も前回を上回る結果が予想されているので一時的にドル買いへ傾斜することが予想されます。しかし、ドルを積極的に買い増す材料にはなり難いため、101円台半ばを挟んだ上値の重い展開となるのではないでしょうか。

[今日の予想レンジ]
ドル・円 101.00-102.00  ユーロ・円 137.50-141.50  ポンド・円 168.50-173.00


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