2014/5/2 トレイダーズ証券「みんなのFX」

 昨日のドル円は、東京市場午前において日経平均株価が前日比で一時140円高となる底堅さに連動して、102.30円付近まで水準を上げました。しかし、中国4月製造業PMIが弱い結果となったことをきっかけに下押し、102.20円近辺まで下落する展開となりましたが、日経平均株価が前引けにかけて100円高まで水準を回復させたことを受け、ドル円も102.25円近辺まで値を戻しました。午後に入り、日経平均株価の堅調な値動きを背景に102.30円近辺までレンジ上限を拡げたものの、その後は明日の米雇用統計を控えた様子見ムードが強まるなか、徐々に102.20円付近まで下落しました。欧州市場では、米3月個人所得や同消費支出は予想を上回り、4月ISM製造業景況指数も高水準の結果となりましたが、一方で新規失業保険申請件数が予想より増加したほか、3月建設支出は市場予想には届かず、指標結果がまちまちだったことに加え、翌日に米雇用統計を控えていることも影響し、102.20円~102.30円近辺の狭いレンジ相場となりました。NY市場でも、様子見ムードから限定的な値動きは継続し、引けにかけては相場を動かす材料もなかったことから、前日比では0.092円高い102.307円で取引を終えました。

≪2014年5月1日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り24% 買い76%
ユーロ・円  :「ベア」売り52% 買い48%
英ポンド・円 :「ベア」売り63% 買い37%
豪ドル・円  :「ブル」売り19% 買い81%
NZドル・円  :「ブル」売り40% 買い60%
ユーロ・ドル :「ベア」売り67% 買い33%

【今日の主な経済指標】
10:30 AUD 四半期卸売物価指数(PPI)[前期比] 1-3月期
10:30 AUD 四半期卸売物価指数(PPI)[前年同期比] 1-3月期
16:30 CHF SVME購買部協会景気指数 4月
16:50 FRF 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 4月
16:55 DEM 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 4月
17:00 EUR 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) 4月
17:30 GBP 建設業購買担当者景気指数(PMI) 4月
18:00 EUR 失業率 3月
21:30 USD 非農業部門雇用者数変化[前月比] 4月
21:30 USD 失業率 4月
23:00 USD 製造業新規受注[前月比] 3月

今日のトレードポイント


本日は米4月雇用統計の発表が予定されています。30日に発表されたADP雇用統計が予想を上回ったことで、上振れへの期待感も大きくなっていると予想されます。不安材料として、同30日に発表された四半期実質国内総生産(GDP)が、悪天候の影響を考慮し控えめに設定されていた予測値を大きく下回りましたが、これについては「長引いた大寒波の影響」と説明がつくため一時的なものと考えていいのではないでしょうか。米国の経済状況が順調に回復していることが指標の結果により裏付けられれば、ドル円は103円台を試す展開となるかもしれません。

[今日の予想レンジ]
ドル・円 102.00-103.50  ユーロ・円 141.50-143.50  ポンド・円 172.00-174.50


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