豪ドルは対円で2日までに10営業日連続の陽線(豪ドル高)になった。これは経験的には短期的な豪ドル高クライマックス局面で起こる現象だったが、今回はどうか?


◆最長は13営業日連続=豪ドル連騰の記録



吉田 恒 2000年以降で、豪ドルが対円で10営業日以上連続の陽線になったのは5回あった。最長は2007年4月16日まで続いた13営業日連続の陽線。そして2005年6月20日まで、2011年4月1日までは、ともに11営業日連続の陽線だった。

 この5回に共通した特徴は、連続陽線終了直後、または数日以内に記録した豪ドル高値は、少なくとも当面1か月以上の豪ドル高値になったということ。別な言い方をすると、この連続陽線は、短期的な豪ドル高・円安のクライマックスになってきたということだ。

 考えてみると、さすがに10営業日以上もの連騰になったら、上昇エネルギーをかなり消費するだろうから、それが一服した後に、一段と上昇するだけのエネルギーが充電されるまではある程度の時間がかかったということではないか。

 ちなみに、ドル/円の連騰記録は、2000年以降で調べたところでは9営業日が最高。つまりドル/円は今回の豪ドル/円のように10営業日連続で陽線になったことはなかった。その意味では、今回の豪ドル/円の10連騰はやはり凄い記録であり、その中でかなりエネルギーを消費している可能性はありそうだ。(了)

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豪ドル

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【吉田 恒氏】
1985年、立教大学文学部卒業後、(株)自由経済社(現・(株)T&Cフィナンシャルリサーチ)に入社。同社の代表取締役社長などを経て、2011年7月から、米国を本拠とするグローバル投資のリサーチャーズ・チーム、「マーケットエディターズ」の日本代表に就任。国際金融アナリストとして、執筆・講演などを精力的に行っている。また「M2JFXアカデミア」の学長も務めている。
2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊など大相場予測をことごとく的中させ話題に。「わかりやすい、役立つ」として、高い顧客支持を有する。
著書に『FX7つの成功法則』(ダイヤモンド社)など

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