2014/3/7 トレイダーズ証券「みんなのFX」

 昨日のドル円は、東京市場で日本の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF) の運用に絡む報道を受けて、投資家のリスク回避姿勢が後退し円売り・ドル買いが優勢となり一時102.60円近辺まで上昇しました。ただ、国内輸出企業などの売りもあり上値は限定的となりました。午後になり、日経平均株価が一時300円超上昇するなど堅調に推移したことを受けて、投資家のリスク許容度拡大を意識した買いが強まり堅調に推移しました。欧州市場では、欧州中央銀行(ECB)定例理事会で政策金利を0.25%で据え置くこと発表しました。一部の市場は、「利下げが実施されるのではないか」との見方もあったため、発表後は急速に円売り・ユーロ買いが加速しユーロ円は、142.20円近辺まで上昇しました。ドル円もユーロ円の上昇に連動し103円台まで回復しました。NY市場のドル円は、米新規失業保険申請件数が予想より強かったほか、ユーロ円などクロス円の上昇につれて103.164円の高値を付けました。引けにかけては、少し値を戻したものの前日比では0.772円高い103.075円で取引を終えました。

≪2014年3月6日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り32% 買い68%
ユーロ・円  :「ベア」売り69% 買い31%
英ポンド・円 :「ベア」売り62% 買い38%
豪ドル・円  :「ブル」売り31% 買い69%
NZドル・円  :「ベア」売り73% 買い27%
ユーロ・ドル :「ベア」売り93% 買い 7%

【今日の主な経済指標】
14:00 JPY 景気先行指数(CI)・速報値 1月
14:00 JPY 景気一致指数(CI)・速報値 1月
15:45 CHF 失業率 2月
16:00 DEM 卸売物価指数(WPI)[前月比] 1月
16:45 FRF 財政収支 1月
16:45 FRF 貿易収支 1月
17:15 CHF 消費者物価指数(CPI)[前月比] 2月
20:00 DEM 鉱工業生産[前月比] 1月
22:30 CAD 貿易収支 1月
22:30 CAD 失業率 2月
22:30 CAD 新規雇用者数 2月
22:30 CAD 四半期労働生産性指数[前期比] 10-12月期
22:30 USD 非農業部門雇用者数変化[前月比] 2月
22:30 USD 失業率 2月
22:30 USD 貿易収支 1月

今日のトレードポイント


本日は、米国の雇用統計の発表を控えており、先日の米ADP雇用報告及び米ISM非製造業がともに予想を下回る弱い結果となったことで、米雇用統計に向け警戒感を残す展開となっています。ただ足元の米国景気指標の下振れは、悪天候の影響という市場の見方が強いほか、米連邦準備制度理事会(FRB)も量的緩和縮小を予定通り継続する意向を示していることから、よほど弱い数字が出てこない限り反応しづらいところかもしれません。逆に予想を上回る強い結果となればポジティブサプライズとなり、上昇余地が広がるため同時間帯での動意に注目です。

[今日の予想レンジ]
ドル・円 102.00-103.50  ユーロ・円 140.00-143.50  ポンド・円 171.00-173.00


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