2014/3/6 トレイダーズ証券「みんなのFX」

 昨日のドル円は、東京市場で102.10円近辺まで値を下げたものの、日経平均株価が大幅に上昇していることもあり下値は限られました。午後では明日の欧州中央銀行(ECB)理事会での金利引き下げ観測がくすぶっているほか、材料難から総じてさえない動きとなりました。欧州市場では、ナイト・セッションの日経平均先物が底堅く推移したほか、時間外の米10年債利回りが上昇したことで徐々に買いが優勢となり102.50円近辺まで上昇しましたものの、上値の重さから徐々に売りが強まりました。NY市場では、米10年債利回りが上昇したことをながめ、日米金利差拡大を見越した買いが入ったものの、注目された2月ADP全米雇用報告が弱い結果となったことで、102.30円近辺まで下押ししました。またNYダウがマイナスとなったことも重しとなりました。引けにかけてはもみ合いとなり、前日比では0.060円高い102.303円で取引を終えました。

≪2014年3月5日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り30% 買い70%
ユーロ・円  :「ベア」売り62% 買い38%
英ポンド・円 :「ベア」売り62% 買い38%
豪ドル・円  :「ブル」売り20% 買い80%
NZドル・円  :「ベア」売り70% 買い30%
ユーロ・ドル :「ベア」売り71% 買い29%

【今日の主な経済指標】
9:30 AUD 貿易収支 1月
9:30 AUD 小売売上高[前月比] 1月
20:00 DEM 製造業新規受注[前月比] 1月
21:00 GBP イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表グラフのマーク
21:00 GBP 英中銀資産買取プログラム規模 3月
21:30 USD チャレンジャー人員削減数[前年比] 2月
21:45 EUR 欧州中央銀行(ECB)政策金利グラフのマーク
22:30 EUR ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
22:30 CAD 住宅建設許可件数[前月比] 1月
22:30 USD 四半期非農業部門労働生産性・改定値[前期比] 10-12月期
22:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
0:00 CAD Ivey購買部協会指数 2月
0:00 USD 製造業新規受注[前月比] 1月

今日のトレードポイント


昨日は、今週金曜日の米雇用統計の前哨戦となる米ADP雇用報告が+13.9万人と弱い結果となったほか、2月米ISM非製造業指数も51.6と市場予想を下回る結果となりました。ただ、市場では悪天候の影響による弱い結果との見方が強く、本日の米新規失業保険申請件数が弱い結果となったとしてもダウンサイドリスクは限定的となりそうです。本日は、明日の米雇用統計を控え、総じて方向感の乏しい展開となりそうです。そのほか注目の経済指標では、欧州中央銀行(ECB)政策金利、英中央銀行(BOE)政策金利発表が控えています。国際通貨基金(IMF)のレザ・モガダム欧州局長が「ECBはデフレリスクの回避に向け利下げを実施し、追加長期流動性供給オペもしくは量的緩和を実施する必要がある」との考えを示しており、ユーロ自体が積極的に買いづらい展開が予想され、同時間帯での動意に注視したいところです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円 101.50-103.00  ユーロ・円 139.00-141.50  ポンド・円 170.00-172.00


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